0904~05白馬大雪渓春スキー

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0904~05白馬大雪渓春スキー

参加者  益崎健二郎  木邨光宏  伊東 毅

4月30日
矢野口駅(7:30)=調布IC=豊科IC=栂池駐車場=栂池ヒュッテ(13:30)

連休の谷間、天気が良さそうなのでどこか軽いハイキングでも行こうかと思って声をかけたら、逆に木邨、益崎の白馬大雪渓計画に誘われて急遽参加することになった。高速通割2回で豊科へ、道路はすいている。良い天気で山は見えるが好天が続きすぎてやや霞んでいる。白馬のそば神で昼食、栂池のゴンドラ乗り場下の駐車場は無料だった。ザックの重さが10kgを超え、ゴンドラ代のほか300円とられた。今回はコンロ、鍋など抜いて軽くしたはずなのにまだ軽量化不十分だ。栂池ヒュッテは新しく気持ちがいい、連休の谷間で客は他に2人だけ。早く着いたので木邨は散歩に行こうかと言うが、前日夜勤だったので、体力温存のためそのまま休養。ワイン飲んで風呂入って夕食後は早めに寝る。

5月1日
起床(4:50) 栂池ヒュッテ発(6:10)~天狗原(7:10~7:20)~乗鞍岳(8:20~8:30)~船越ノ頭(9:40~9:50)~小蓮華手前小休止(10:20~10:35)~小蓮華山(11:15)~
小蓮華先昼食(11:20~12:05)~白馬岳(14:00~14:10)~白馬山荘(14:30)~猿倉(16:00) タクシー栂池駐車場(16:45) 栂ノ湯 そば(みのや)帰京

朝はおにぎりを部屋で食べて6時過ぎ出発。今日もいい天気、天狗原までシールで登り、雪が硬いので乗鞍の斜面はクトーをつけた。乗鞍から池への下りは岩が出ていてスキーを脱がされたが、ここはむしろ乗鞍の中央部分を通った方が岩がなくて良さそうだ。池からの登りは雪もゆるんできたのでシールだけ、船越ノ頭の手前で雷鳥が3羽現れた。金山沢上部はきれいな雪面で傾斜もそれほどでなく、これなら我々でも十分エントリーできる。船越ノ頭から小蓮華へはゆるやかな登り、目の前に白馬の主稜が良く見える。べったり雪が付いてこれなら岩を登るところはほとんどなさそうだ。杓子の天狗菱と杓子尾根も正面に見え、昔主稜を登って杓子尾根を下りた時のことを思い出させる。不帰から唐松沢が豪快に広がり、その向こうに鹿島槍の北壁が見える。右手には雪倉から朝日、五輪山、さらに焼山、火打、妙高、高妻、乙妻、戸隠を眺めながらの稜線漫歩だが、ところどころ尾根が痩せていたり、岩が出ていたりしてスキーを脱がされる。三国境を過ぎ、本峰の登りになると傾斜がやや急になり、尾根も狭いのでツボ足で登った。頂上直下に来ると主稜を登っているパーティーが2組、最初の1人が頂上に出たところだった。栂池から白馬頂上まで8時間弱、正味7時間弱、けっこうかかった。山と高原地図の夏のコースタイムで7時間だから、これくらいは当然かな。頂上から少し下りると雪がつながっているのでスキーを履き、白馬山荘の間を抜けて大雪渓の上に出る。いよいよ大雪渓の滑降、傾斜はほどほど、雪も軟らかいザラメで申し分ない。天狗菱を背景に写真を撮りながら、下って行く。上部は雪もきれいで気持ちがいいが、標高差1500mはさすがに長い、途中で脚がくたびれてきて、休み休みの滑りになる。半年のブランク明けだから仕方がない、むしろよくもったと言えるかも知れない。白馬沢の出合を過ぎ、金山沢の手前でトレールは沢床を離れ右岸の斜面を行き、そのまま林道に入る。雪は猿倉まで続いていてスキーを履いたまま猿倉の駐車場まで行けたので助かった。猿倉荘の前からタクシーを呼び、栂池まで約5500円。駐車場の上の栂ノ湯、シルバー料金500円で汗を流し、帰途に着く。夕方になり、めぼしいそばやは全て閉店、辛うじて大町手前で開いていたみのやという店に入り、田舎そばのてんぷらつき、腰があり、まあまあだが、いまいち香りとか味にパンチがない。まあ、食べられただけでよしとしよう。半年ぶりのまともな山行、10時間近いロングコースで疲れたが、天気に恵まれまずは楽しかった。