2304シダンゴ山ハイキング

 

 

参加者

 

伊東 毅


 

4月20日

新百合自宅発(7:50)=寄自然休養村駐車場(10:15)~552m尾根(10:45~10:55)~シダンゴ山山頂(11:52~12:20)~宮地山(13:00)~駐車場(14:10)

 

 

 コロナで中断していたハイキング、週3回ゴルフでヒマもなく、ズルズル休みが続いていたが、肩のカテーテル治療でゴルフが休み、じゃあハイキングに行くかと、天気もよさそうだし、最初白砂山にしようかと思ったが、ヒルがいるらしいのでやめ、シダンゴ山にした。震旦郷という聞きなれない由来の山、丹沢の前山758m、寄の自然休養村から周回コースをとれる、ちょうど手ごろな山。新東名の新秦野ICが出来たばかりなので、それも丁度良いタイミング。東名は横浜まで渋滞してたが、後は順調。伊勢原から新東名に入ると車はほとんどいない。でも2車線で路側帯が狭いので、圧迫感があって走りにくい。それでも246まで取付道路があり、寄分岐まですぐ。この自然休養村は子供たちが小さい時、一度来たことがある。たしかアスレチックみたいな施設があった。そこの駐車場に入ると先に中年の男女3人が準備していた。靴を5-10に履き替え、暑いので長袖カッターシャツを脱ぎ、ズボンも裾を外して半ズボンにする。管理事務所に記名して、トイレを借りて3人組より先に出発。

 大寺の部落を抜けて山道に入るが、地元の人が軽トラで入るらしく舗装されている。やや急な登りで、イノシシ除けの柵を抜けて、本格的な山道になる。杉林の中、傾斜もあり、いいペースで登っていく。150mほど登って右へトラバース道、途中で小さな沢を横切り、水場とガイドにあったが、水は出ていなかった。その先尾根筋552m地点でひと休み、水分補給。そこからも、そこそこ急な登り、杉が終わって明るくなって、馬酔木の矮樹を抜けたら、草地の広場が広がり、祠と石碑が建っていた。人の背丈よりちょっと高い馬酔木に囲まれた明るい頂上、目の前には鍋割から続く尾根、奥に丹沢の主脈の一部が見えるが霞んでよく分からない。反対側は相模湾のはずだが、霞んで見えない。天気はいいが、湿度が高く、水分が多いので見通しが効かないのが残念。祠の横のベンチで昼飯、熊蜂がブンブン飛び回り、馬酔木の黄色い若芽の上をギフチョウが飛んでいた。おにぎりを2個、食べ終わったら、さっきの3人組がやってきた。

 下りは秦野峠から林道、新しい舗装で、何のためにこんな無駄なことをするのかと思う。送電鉄塔で林道は右、尾根通し、宮地山への道に入る。ちょっと登って588mのピークを越えた鞍部で大寺への道が分岐する。宮地山はさらに尾根をひと登り、イノシシの柵の金網に穴が開いていて、そこを通って行ける。正しい道は西側を捲いて南側からのようだが、みんなここを通って行くようだ。宮地山の頂上は南側が落葉樹の林で明るいが、特になにもなし。ひと休みしt元の道を戻り、鞍部から大寺への下山路に入る。ここに自転車は注意、と立札があったが、マウンテンバイクの人が来るのか、でもこの道は急斜面のトラバースで幅が狭く、傾いているので、とても自転車で下りられるような道ではない。歩きでも滑りやすく、いやらしいところだ。歳を取って、足が弱っているし、去年散歩中にスリップして転んだこともあり、ダブルストックで慎重に下る。大寺の部落に近く、お茶畑が出てきてホッとした。宮地山から1時間ほどかかったことになる。休養村の管理棟でトイレを借りて、車で来た道を帰る。一日良い天気で、下は暑いくらいでエアコンが必要だった。まあ、どうってことはない山だったけど、久しぶりに歩けて良かった。