0906奥多摩鷹ノ巣山

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0906奥多摩鷹ノ巣山

6月25日

参加者 単独

新百合ヶ丘発(6:10)=調布IC(6:30)=八王子IC(6:50)=東日原駐車場(8:10~8:20)~ネズミサス尾根取付(8:50)~尾根900m(9:40~10:00)~尾根1300m(10:50~11:10)~石尾根縦走路(11:30)~水根山(12:00~12:20)~鷹ノ巣山(12:45~13:15)~稲村岩尾根1130m(13:55~14:10)~稲村岩(14:25)~沢(14:35~14:45)~東日原駐車場(15:20)=もえぎの湯=帰宅(18:30)

継続軽登山その5、鷹ノ巣山の日原側からルートは稲村岩尾根だが、同じ道を往復するのは面白くないと思って調べていたら、ネットにネズミサス尾根というのがあったので、これを登り稲村岩尾根を下りることにした。この辺は地図に道が書いてないが大抵の尾根が登り降りされているようだ。今回はみんな都合がつかず単独、日原は狭い谷で道路も狭いが東日原の観光用駐車場というのが20台くらいとまれるスペースがある。無料でトイレもある。鷹ノ巣山登山口は民家の間を下りて行く。ここから見る稲村岩はなかなか立派だ。天気は今日も曇り、前回と同じく蒸し暑い。まず日原川を巳ノ戸橋で渡り、右へ行く稲村岩尾根の道と分かれてすぐ鷹ノ巣谷にかかる橋を渡るのだが、これが腐りかかっている上、斜めに傾いて滑りやすく恐ろしい橋だ。渡ったところがネズミサス尾根の末端だが下流に向かって踏み跡があるので、それを辿っていくと赤いテープがぶら下がっている。どうやらここが取付きらしいと河原で準備体操して、その踏み跡に入ったがなかなか尾根に登っていかない。そのうち小沢に出てわさび田があったので、これは作業用の道のようだ。それなら仕方がない、ここから右手の斜面を登ることにした。杉の植林地だが結構急なので両手を使って這い上がる。尾根の上に出れば踏み跡があるだろうとしゃにむに登る。やがて尾根に出たが踏み跡はあるにはあるが余り踏まれてないので道にはなっていない。急な斜面をそのまま登っていくので足首が曲げられ、ふくらはぎが伸びてきつい登りだ。地図の739mの標高点までがきつかった。そのあとも急な登りが続くが1ピッチ400mと思ってがんばる。それにしても暑い、湿度が高く風がないのでシャツが汗でびっしょり、気持ちが悪い。杉林から広葉樹の林になりブナやミズナラなどの木が多い。熊が出たら困るので鈴を鳴らし、時々ホイッスルを吹いて警戒する。やがて左からカラ沢尾根が合して、やや傾斜がゆるくなり、しばらくして石尾根の縦走路に出た。ほっとひと息、ここまで標高差約1000m、2ピッチ半、なかなか厳しい登りだった。縦走路はまったく歩きやすい、道というのはありがたいものだ。だらだらした登りで鷹ノ巣山、この辺は展望が開けて眺めがいいはずなのだが雲に隠れてほとんど見えない。他の登山者は縦走路で1人、頂上で2人会った。頂上で湯を沸かして昼食、ところが虫がぶんぶん飛び回ってうるさくてしかたがない。虫除けのハッカと肌に塗る薬をつけたので刺されはしなかったが、目にも鼻にも耳にも飛び込んでくる。雨上がりで暑くなったので大発生したのだろうか、落ち着いて飯を食っていられない。30分で切り上げ、下ることにする。稲村岩尾根も急である、どんどん高度を下げる。靴を新調して前回から使い始めたが、足に全く当たらずまことに具合がいい。サロモンのQEST 4D GTXという新製品らしい、軽くて軟らかいので履きやすい。前のスカルパはもうはく気がしない。下りは1ピッチ600m、2ピッチで稲村岩の下の沢に着いた。冷たい水でのどをうるおし、また巳ノ戸橋を渡って日原の集落に戻ってきた。帰り奥多摩駅近くのもえぎの湯で汗を流す。標高差1200m、登りも下りも急で効率はいいが、道のない急登でしごかれた。