0909武甲山

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0909武甲山

参加者   伊東 毅

9月10日
新百合ヶ丘発(5:50)=調布IC(6:10)=八王子IC(6:30)=生川P(8:10~8:35)~水場(9:10)~大杉の広場(9:45)~武甲山(10:20)~シラジクボ(10:35)~小持山(11:25~12:05)~大持山(12:30~12:40)~妻坂峠(13:20)~生川P(13:45)=武甲の湯=帰宅

益崎がASCの急用で不参加となり、一人で出かける。久しぶりにいい天気で富士山も見える。八王子から16号~299号、正丸峠を抜け生川へ。武甲山の北面は削り取られて白い石灰の壁がむき出しになっている。採掘の施設が並びダンプが行きかう道を抜けて、山にちょっと入って生川の橋を渡ったところに鳥居があり、その先に広い駐車場があった。すでに6台の車があり、数人のパーティーが出発の準備をしていた。こちらもゆっくり仕度して出発。最初は川沿いに簡易舗装の細い林道を登り、しばらくして右の山道に入っていく。杉林の中で面白くない道だが道端に丁目を示す石柱が立っている。1丁目から52丁目まで、間隔を測ってみたら40歩くらいから180歩くらいまで、いいかげんなものだったが、たいくつしのぎにはなる。途中の水場で水筒に水を補給、一息入れたがあとは休みなし、そのまま武甲山御岳神社を抜けて頂上の展望台に出た。1時間45分だから、少々あっけない。展望台は採掘している北面の壁の縁にあり、目の下に真っ白な石灰岩の採掘現場が見える。ブルがガーガーと音を立てて走り回り、聞きしに勝る惨状を呈している。いい天気で両神山秩父の山、赤城や榛名も見えるのだが、なんとなく石灰の埃で白っぽいような気がする。北風も当たるし、気分も良くないので早々に頂上を後にし、南面の尾根を下りて小持山とのコル、シラジクボに向かう。計画ではシラジクボから持山寺跡を通って下りる積りだったが、それでは1時間くらいで下りてしまう。ちょっと物足りないのでその先の小持山、大持山を越えて妻坂峠から下りることにした。シラジクボへの道は小さな笹が生えた明るい尾根で気持ちがいい。小持山で昼食、湯を沸かしてポタージュを作る。ここから振り返ると武甲山が三角形の整った姿を見せる。大持山も似たようなピークだが明るい広葉樹の尾根道で好ましい雰囲気だし、妻坂峠への下りも急だが、いい林間だ。武甲山の頂上で先行した数人のグループに会ったが、小持山の方では誰も会わず静かなのも良かった。妻坂峠から生川の駐車場までもすぐ、トータル5時間10分、休憩除くと4時間、コースタイムだと5時間50分、この辺はハイキングコースだから相当甘めに書いてあるようだ。生川から秩父の方へ少し戻ったところにある武甲の湯、民間だそうだが露天風呂も広くまずまず。大広間でカラオケ大会をやっていて完全にレジャーセンターの雰囲気。武甲山は傷ましい限りで、山としても余り面白くないが、小持山、大持山は拾いもののいい山だった。