1011 乗鞍旧番所越え探索

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1011 乗鞍旧番所越え探索

参加者  荒川一郎  益崎健二郎  伊東 毅

11月12日 矢野口(6:30)=調布IC=須玉IC=鉄驪荘=北の杜カントリークラブ=鉄驪荘

11月13日 鉄驪荘=乗鞍高原・いがやそば=VSA=乗鞍観光センター「地酒フェスタ」=福島屋

11月14日 福島屋=一の瀬園地(8:48)~車道終点(9:35)~間伐地(10:30)~県境尾根(12:00)~車道終点~一の瀬園地=ゆけむり館=帰京

今年の秋は乗鞍・VSA行きがなかったが、VSAの会の荒川氏から乗鞍地酒フェスタというのがあるから、旧番所越えルートの探索を兼ねて行きませんかと誘われ、前日のゴルフ・鉄驪荘とあわせちょっと変わった山旅となった。12日のゴルフは浜野夫妻、益崎、伊東の4人、北の杜カントリーは旧清春、甲斐駒を目の前にしたきれいなコース。
13日は昼前に乗鞍高原に着き、いがやでそばを食べてVSAへ。前日に来ていた荒川氏と合流、ふたたび乗鞍高原に下りて鈴蘭小屋にVSAの鍵を返した後、今回の宿、福島屋へ。金山ヒュッテの裏の山のすそ、福島清毅の甥っ子がやっている宿で、たまには鈴蘭小屋以外に泊まるのもいいだろうと荒川氏が手配。フェスタまで時間があるので先に一風呂、鈴蘭と同じ白い硫黄泉。地酒フェスタは観光センターで、既に大勢の客が入って、ちょうど始まるところ。広いホールに地酒を並べたテーブル、それを囲んで客用のテーブルがズラーッと、つまみに山菜のセットや煮豆、野沢菜、乾きものなど、酒は信州の28種類が飲み放題。これで2000円は安い。村おこしで地元の旅館、民宿の女将さんらがサービス、バイキング形式で次々に違う酒をお代わり、飲んでいくと味の違いが分からなくなるが、みんな旨い酒だ。期待した新そばはゆですぎで腰がなく残念だったが、それ以外は大満足。来年もやるようだから、みんなで来たいものだ。しこたま飲んだが宿に帰ると豪華な夕食が待っている。鹿肉、鴨肉、山菜たくさん、すでに満腹のはずだが結構食べられた。鈴蘭小屋とは大違いだな。
14日は旧番所越え、信州から飛騨へ抜ける鎌倉街道の探索、荒川氏のホームページの記録(メモ)があるので、それを転載させてもらう。結局古道の跡は発見できず、県境尾根への最も平易なルートを往復したことになる。藪もたいしたことなく、悪場もなく、熊もいなかった。

荒川氏の記録から
一ノ瀬の奥,スーパー林道の車止めから歩き始め,左にゴルフ場(嘘ではない),大山祇神社の巨樹を見て,40分ほどの林道歩きで,笹藪に突き当たる。赤テープを目印にツタの絡まるいやらしい藪こぎ10分ほどで沢に行き当たる。水道のゴム管が沢を渡っている.沢の対岸に道形,尾根の上を辿り,いかにも古道ぽいが・・・10分ほど登ると道は尾根の左右に分岐し,古道と言うよりは仕事道の様.左に行くと道は尾根からおりて植林の平を横切り,対岸の尾根に突き当たる。テープはまっすぐガレ沢を登っていくがとても古道とは思えない。引き返して植林の平の中の踏跡を奥へ.やがて踏跡は消え,沢沿いに導かれ、傾斜の緩い沢の中を最低鞍部へ向かう。稜線直下30m辺りに沢の源頭,藪を登って稜線に出るが,尾根筋に有ったはずの登山道は跡形もない.全面藪。1978年8月6日に撮影した県界尾根の登山道,よく整備されていた.右の2枚はそれを横切る番所越の道.両側から笹がかぶって大変わかりにくいが,この下に薬研堀の道形が残っていた。場所は今回到達した地点から東へ500mあるいは1000mの所にあるコルと思われるが,記憶も記録も不明瞭。