1207 奥多摩除ケ沢

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1207 奥多摩除ケ沢

参加者  木邨光宏  大谷尚史  益崎健二郎  伊東 毅

7月24日 奥多摩駅(8:37~9:00)~除ケ沢入渓(9:25~9:40)~二股(11:10)~大岩下(12:00~12:20)~大休場尾根登山道(13:10~13:20)~安寺沢(14:40)~奥多摩駅(15:05)

7月19~23日と烏帽子~針ノ木を計画していたが諸般の事情で流れ、代わりと言っては何だが奥多摩の日帰り、暑い日が続いているので涼しい沢、それも簡単で短い沢ということで見つけた除ケ沢、本仁田山の南、ゴンザス尾根と大休場尾根に挟まれた小さな沢。小さな滝がいくつか、あとはわさび田が続き作業道があるという。電車で奥多摩駅集合、歩いて奥多摩鉱山のプラントの間を抜けトロッコ橋の上にかかった小橋から入渓。最初小さなゴルジュに小さな滝が続く、何でもないが蜘蛛の巣がすごい、ストックで払いながら進む。水流の上を飛ぶ虫を捕えるのだろう、間断なく蜘蛛の巣がかかっている。奴らも生活がかかっているんだろうが、やむを得ない許せ、とストックを振り回す。やがてF1、5m、F2、5mと現れるが、一人前に淵があって結構深いところもある。ちょっと水が多いのか、一か所シャワーがきつくて直登出来ない滝があったが、高捲きするようなのはない。F4、大石の滝を過ぎるとワサビ田が現れるが、みんな荒れてワサビがほとんど生えていない。大水が出てやられたのだろうか、F6の上の300mのワサビ田というのも荒れ果てていた。沢に沿って作業道の代わりにモノレールの軌道が伸びていて、こっちは割合新しいので、もう一度ワサビ田を復旧するのかも知れない。このモノレールの脇を歩いたり沢の中を歩いたりして、水がなくなったと思ったら、左手に大きなオーバーハングした岩が現れた。岩登りの練習と言っても薮が多いし、こんなところまで来てやる人がいるだろうか。ひと休みして少し行くとまた水が現れ、二股になる。右が本流みたいだが水がなく薮と間伐の材木がつまっている。左は少し先に黒いナメのような滝が見える、F7だろうか、でもこちらも間伐した木が散乱していて余り登る気がしない。まあここまで来れば適当に登っても尾根に出るだろうと、二股の間の、間伐した杉の林の斜面を登って行くと、ちょっとした岩が現れる。出来れば左股の上部に出た方が尾根に近いと思い、岩の下を左へトラバース。木邨は右から岩の上に出たようで姿が見えなくなる。コールをかけながら、こちらは窪んだ斜面となった沢を越え、さらに斜め左に登ると小さな尾根に出た。その尾根を少し登ると大休場尾根の登山道に合流、そこで小休止。みんなは沢靴を履き換えたが、伊東は沢靴のまま下る。急な下りで安寺沢の集落、舗装道路に出てゆっくり奥多摩駅まで。駅近くの玉翆荘という旅館で風呂、もえぎの湯だけかと思ったらいくつか日帰り入浴をやっているようだ。さっぱりして後は一杯、前回のそば処おくは休みだったので駅前バス乗り場の横の食堂、ビールと冷酒、つまみもそこそこ、そばもまあまあ、またまたいい気分になって電車に乗った。ガイドブックには往復4時間とあったが、しっかり6時間がかかった。ロートル係数がどんどん上がっているようだ。19~23日の北アルプスは梅雨末期の大雨で大変だったようで、行かなくて結果正解ということになったが、また来年の課題になった。