1206 沼田岩登り研修

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1206 沼田岩登り研修                 文責塚本

日時 平成24年6月24日(日) 天候 晴れ/曇り 風弱し
場所 群馬県沼田市上川田 沼田山岳会ロックガーデン
目的 新入部員の岩登りの研修のため
参加者 現役 金山、塚本、津田、土井  OB 伊東、益崎 
ガイド(コーチ) 森              (敬称略)
行動記録
駒場部室集合(6:50) 出発(6:58)=かみさとSA=赤城高原SA=月夜野IC=沼田山岳会ロックガーデン(9:30) 訓練(9:40~12:00) 昼食(12:00~13:00) 訓練(13:00~16:00)=温泉(16:20~17:10)=赤城高原SA=駒場部室(21:10)

訓練内容 ハーネスのつけ方、三点支持、岩登り(登山靴、クライミングシューズ)、二人組で懸垂下降(ATC、半マスト)、一人で懸垂下降(ATC)、半マストの結び方練習 

 23日、金山、塚本、土井、津田は駒場のルームに前泊した。津田以外は夕飯にご飯を炊き一緒に食べる。24日、中島は頭痛のため来ないとわかる。心配である。内田さんが車を運転してやってくる。倒れてむち打ちになってしまったので、今回の研修には参加できない。残念である。伊東さんと益崎さんがやってきて出発する。全員が前泊したので今回は遅刻者はいない。途中セブンイレブンによりつつ、かみさとSAで休憩。東京は曇りだったが群馬は晴れている。暑くなりそうである。森さんとは月夜野ICを降りてすぐに合流した。合流後酔いそうな山道を通る。棚田が見えたと思ったらすぐに駐車。竹林の奥に岩場が見えた。まさに秘境。岩場に行く前に森さんからハーネスを貸してもらう。前回の谷川岳でほとんどの新入部員のハーネスが大きすぎてあってなかったからだ。山道を歩くことを想定してきたが、そんなことはなくすぐに岩場につく。一番上の岩場、30m位あるだろうか。ザックをおろしすぐに準備に取り掛かる。さっそく森さんからハーネスのつけ方と、シュリンゲのつけ方のレクチャーが入る。ハーネスはへそのところに腹をへこましてつけること、予備のシュリンゲなどはよってからハーネスに着けるべしとのこと。セルフビレイ用のシュリンゲのダブルフィッシャーマンはしっかりすること。緩いといざというときすっぽ抜けてしまうからだ。さらに結び方がわからなければすぐに上の人に聞くべしとの注意が入る。セルフビレイの結びの練習になる。なるべく輪と結び目を小さくしろとのこと。インクノットは重宝するので片手でも、暗闇でもできるようにしとくべきとの指導が入る。一通りの準備が終わると実際の訓練が始まる。森さんが最初に、メインロープをもって登る。最初からきつそうなところである。先日の雨のせいで砂がやたら多い。赤、青、水色、緑のロープを使う。途中ロープの持って行き方や出し方が悪かったのだろうか、ロープが絡まるアクシデントが発生する。これは反省しないといけない。沼田山岳会の人が挨拶に来る。ロープがかけ終わると、森さんが下りてきて、新入部員に岩登りの基礎を教える。まずは確保なしで小さく円を描くように登り下りする。足の裏は斜面に対してフラットに、スタンスは目で見ること、斜面から体を離すこと、下りる時はしゃがめば体を伸ばさずに足が伸ばせるなどと教えてもらった。特に重要なのが三点支持で、岩登りの時は両手両足4本のうち動かしていいのは1つだけということである。それが終わると確保してもらって、実際に一人ずつ岩登りの練習が始まる。岩の高さは大体30メートルぐらいだろうか。登山靴では登りにくい。降りるときは懸垂下降ではないがそれっぽいおり方で降りてくる(ロープダウン)。それが終わると別のルートをのぼり、ATCを使って懸垂下降で降りてくる。補助付である。岩の上ではよい風が吹いていたが、基本暑くて汗をたくさん書いた。登っている人を下で確保する練習もやった。ATCの懸垂下降は谷川の時より傾斜があって様になっていた。自分は三回登ったがもうヘトヘトになった。荷物を置いたところでお昼を食べる。沼田山岳会の女性がアイスを差し入れてくれた。伊東さんや森さんからいろいろな話を伺う。益崎さんからはドライマンゴーをいただいた。一休みしたところで訓練再開。まず岩場を横の階段からのぼり、補助なし一人でATCによる懸垂下降を行う。三回別ルートで行う。この時足はしっかりつっぱること、足はしっかり広げることとの指導が入る。ATCを落とした時のために半マストでの確保も練習する。ATCより楽で力があまりいらない。ただもし登っている人が落ちた時、衝撃が大きく飛ばされるとのことなので、下で補助している人はセルフビレイを必ずとれとのこと。それでも恐ければ、ロープを木などに一回巻きつけてからでいいらしい。場所を変えていろいろなところを登る。少し経つとクライミングシューズを履こうということになり、登山靴と履き替える。指は窮屈だが断然登りやすい。小さなとっかかりでも登っていける。土井君は見違えるほど登りが変わった。カラビナだけで半マストを作る練習を行う。半マストは絶対に身につけなければいけない結びらしい。何回も練習した。最後に半マストの結び方のテストがあった。初めての岩登りだったが楽しかった。帰途、近くの温泉、ゆにーくに寄り汗を流す。昭和ICで関越に乗り、赤城高原SAで谷川岳の時同様、またカツを食べて帰った。