0103 阿弥陀岳南稜

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0103 阿弥陀岳南稜
参加者 浜野 宏明  伊東 毅  林 哲  塚田 玲子  片岡ひとみ

3月24日 新百合ヶ丘発(6:30)府中本町(7:00)国立府中IC(7:15)小渕沢駅(8:30)丸山別荘地(9:45)~水場(10:20)~旭小屋(11:20)~稜線(12:00)~鹿の角(13:20)~立場山(14:20)~ 青ナギ(15:15)

1日目晴れ小渕沢駅で全員合流、丸山別荘地外れから歩き。好天で暖かく春のよう、旭小屋まで鹿撃ちのハンターが大勢いた。立場山まで長い樹林帯、トレールがあるので助かる。所々氷結していて、塚田・片岡はアイゼン着用。青ナギの手前に幕営、他に立場山先に4人パーティー、無名峰先のコルにも1張見えた。4~5人用夏天に5人、やや狭いが何とか寝られた。7時過ぎ就寝。翌日の天気が気になる。


3月25日 青ナギ発(6:35)~無名峰(7:25)~P1(8:00)~P2(8:15)~P3基部(8:20~9:30)~P3上(10:40)~P4(11:30)~阿弥陀岳(11:35)~中岳沢(12:40)~行者小屋(12:54)~美濃戸(14:05)~赤岳山荘(15:10) 八峰苑鹿の湯 そば市場亭

4時半起床、6時半出発、無名峰で4人パーティーが追いついてきたので先に行かせる。ここから先は尾根も痩せて雪庇が出ている。1峰2峰は問題なし、3峰の基部までもしっかりした踏跡がある。3峰で先行4人の通過待ち50分ガリー入り口までのトラバースもバケツが掘ってあるので問題なし。ガリーも傾斜ゆるく難しくないが、核心部なのでザイルを出す。雪と氷、一部岩も露出、アイゼンがきくので不安はない50m1ピッチで抜け、4峰でも20mほどザイルを使った。4峰から雪の斜面を登ると広い阿弥陀の頂上だった。下りは御小屋尾根をやめて行者へ下りた。阿弥陀から中岳のコルまでが急で何もない雪の斜面なので、状態によってはいやらしい。今回は雪もよくしまって、アイゼンがきくので安心だった。中岳沢も同じ、ここも地形は雪崩れが恐い、天気が良くならず曇りだったので雪が腐らず、ラッキーだった。行者からは街道、美濃戸までノンストップ。八峰苑で風呂、市場亭でそば食って帰る。アプローチ長いがまあまあ面白いルート、長年の懸案がひとつ解決した。