0910大室山北尾根

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0910大室山北尾根

参加者   木邨光宏   伊東 毅

10月28日
矢野口駅(6:50)=調布IC(7:10)=相模湖IC(7:40)=椿テニスコート入口(8:30~8:40)~943m(9:30~9:40)~雨乞石(10:50)~大室山(11:15~12:00)~加入道山(12:50~13:00)~前大室のコル(13:10~13:15)~ヤケハギ尾根1000m(13:50~ 14:00)~椿テニスコート入口(14:30)=青根いやしの湯=相模湖IC=矢野口駅

近郊日帰り軽登山、「静かなる尾根歩き」から大室山北尾根~ヤケハギ尾根。2日前に台風の大雨が降り、富士山は真っ白だが今日は少し雲が出てきた。椿キャンプ場のテニスコート入口に駐車、少し戻って林道に入り、三の橋を渡って林道が右に急カーブするところから左の尾根に入る。杉の植林と雑木のコンタクトラインが尾根になっていて、踏み跡もある。かなり急だが足の置き場がないわけでもないのでふくらはぎが辛いというほどではない。800m付近で道形がはっきりし、943mで左から尾根が合する。杉林がなくなり、明るい雑木林、落ち葉が散り敷いていい感じになってくる。いいピッチで登るので汗が出るが、北面で日光が直射しないのが救い。雨乞石は尾根の上の数メートルほどの岩、上に登ると対岸の道志の山や三ツ峠などが見えるが少し霞んでしまっている。ここからブナの木が混じるようになり、大室山近くなると傾斜も弱まり、感じのいいブナ林が広がる。降雪直後にスキーをしに来る人がいるようだが、このあたりは気持ちのいい林間滑走が出来そうだ。大室山頂上には誰も居なかったが、湯を沸かして昼飯を食べていたら、一人また一人と犬越路の方から登ってきた。大室山から加入道までは整備された道、立派な木道や木段になっている。前大室でヤケハギ尾根の分岐を見たが、そのまま加入道へ向かう。加入道手前のコル、破風口と道標があったところにザックを置き、空身で加入道を往復する。頂上一角に立派な避難小屋があった。中にノートがあり、こんなところに泊る人もいるらしい。破風口に戻って前大室には登り返さず、左手ヤケハギ尾根に向かって山腹をトラバース、鹿の踏み跡があって、歩くには困らない。ヤケハギ尾根に出ると道があり、テープの標識がたくさんついている。壊れかけた前権現の祠を見てしばらく下ったところで木邨が「尾根を外れている」と言う。GPSを見ると確かに左に外れている、標識がたくさんあり、道もはっきりしているのだが明らかに違う。このまま行くと谷に下りてしまうので、右手、尾根に向かってトラバース、再び正しい尾根の踏み跡に戻った。どうやら沢筋のオムキャンプ場に下りる道のようだ。あぶないあぶない、越後駒の二の舞を演じるところだった。この先はしっかり地図とGPSを確認しながら正確に尾根を下りる。スズタケが生えているが邪魔になるほどではなく、やがて左側が植林、右に雑木林のコンタクトラインを行く。順調に高度を下げ、下にテニスコートらしき明るい空間が見えてきたので左にトラバース気味に下りて、ピッタリ駐車位置の上に出た。大室山の登り900m強、2ピッチ半、ヤケハギ尾根の下り1ピッチ半、まずまずのペース、まとまったいいコースだった。青根キャンプ場のいやしの湯で汗を流し、相模湖から中央道で帰る。