1110 高原山ねぎキャンプ

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1110 高原山ねぎキャンプ

参加者  
浜野宏明  内田正明  大谷尚史  益崎健二郎  木邨光宏  藤原国生  片岡ひとみ   伊東 毅

10月1日 矢野口駅発(7:30)=矢板IC=片岡駅集合(11:05)=赤滝上キャンプ地

 恒例のねぎ合宿、今年は中沢が参加できるようにと暖かい10月初めに設定して当初フルメンバーの9人が参加予定だったが、直前になって中沢が思わぬ怪我のため参加できなくなってしまったのが残念。それでも8人と最近にない多人数が参加してにぎやかなキャンプになった。伊東車に益崎・フジクニ、大谷車に木邨、内田・片岡は水戸・仙台からそれぞれ単独、浜野がJRで片岡駅に11時過ぎ集合、まず近くのスーパー、サンユーに買い出し、大谷シェフの指揮でエッセンを調達。そのあと寿庵に行って韃靼そばで昼食、普通のそばより緑色が強い、ルチンが3倍だそうだ。赤滝上のキャンプ地は季節が早いため緑いっぱい、いつもと雰囲気が違う。早速設営、風除けのブルーシートを張り巡らし、天幕は4張り、薪集めは内田のチェーンソーが活躍、いつもの丸太椅子に皿置台もできる。大谷はエッセンの下ごしらえに余念がない。毎年のことなので作業は順調で2時すぎには完了、たき火も燃え出して、早々と乾杯。ビールにワイン、紹興酒シェリー、日本酒と焼酎、みんなそれぞれ好みの酒を飲む。つまみは大谷のスペアリブに木邨が燻製作りに挑戦、たこ、ほたて、たまご、など。簡易な製法だが燻製の香りがする。あとはすき焼き、人数が多いのでコンロ・鍋2台、たっぷり肉を食べる。みんな齢をとって酒量も食べる量も少なくなって、次々にダウン、適宜テントに潜り込む。今日は天気がよく雨も降らないので大谷と伊東はたき火の横に寝袋を持ってきて、そのまま寝た。夜中ポツンと雨かしずくか落ちてきたが、暖かく気持ちよかった。

10月2日 キャンプ地(8:00)=西平岳登山口(9:10)~西平岳頂上手前(10:40~10:55)~西平岳(11:05)~中岳(11:25)~釈迦ヶ岳(11:55~12:45)~前山(13:33~13:45)~登山口(14:35)=川霧の湯=今市IC=帰宅

 大谷、木邨、浜野は所用ありなどで早めに帰るので、残り5人が懸案の釈迦ヶ岳登山。撤収して8時過ぎキャンプ地を出発、登山口の釈迦ヶ岳開拓の奥、西平岳登山口へ向かう。うねうねと山腹を縫う道で1時間近くかかる。天気は予報と違っていまいち、曇りで上の方はガスがかかっている。あの中は雨かな、と思ったがそれはそれで仕方がない。靴を履き換えて出発、緑濃い林の中を登って行く。おととしは雪が降ってきて1ピッチでやめたところ、まったく景色が違う。主にミズナラの雑木林、上に行くとツツジ類がふえる。天気は思ったより悪くなく、時々薄日がさして、ガスもたいしたことはない。単調な登り、2ピッチで西平岳と書いた道標があったので休憩したが、そこは1690mくらい、尾根の分岐あたりで本当の西平岳頂上はその先だった。西平岳の北側、中岳よりのところが赤い色のザレで、ちょっと稜線らしいが、すぐまた樹林に入り、中岳はごつごつした溶岩でちょっと歩きにくい。中岳と釈迦ヶ岳のコルからはクマザサの斜面、少し視界が開ける。笹の落ち葉で滑りやすい道を登って釈迦ヶ岳の頂上に着くと大勢の人がいた。大間々台や日塩ラインの方から登ってきたのか、塩谷町側からは誰もいなかったので静かな山だったのだが。頂上は人が多いので少し戻って、ちょっとした広場で昼食にした。湯を沸かしスープを作る。薄日がさして暖かい。中岳や西平岳、それにふもとの方は見えるが、周りの山が見えるところまでいかないのが残念。下りは前山の尾根を下る。笹の落ち葉が積もっていて、ちょっと急なところはよく滑る。ところどころ紅葉が始まっているが、あまりきれいではない。2ピッチで登山口に戻る、登り3ピッチの合計5ピッチ、まずまず手軽な山だった。さて汗を流そうと塩谷町のやまゆりの湯へ行ったら、なんと破れた張り紙がしてあって、どうやら閉鎖したらしい。ちょうど、やっぱり風呂に入りに来たらしい人に聞いたら、10分ほどのところに川霧の湯というのがあると言うのでそちらに向かう。ところが10分というのは結構遠い、日光北街道を日光方面に11キロも走った鬼怒川の左岸にやっと看板があった。道路わきの駐車場から階段を下りて行くと入り口があり、さらに一段下がった、鬼怒川を見下ろす岸辺に露天風呂がある。山はかすんで見えないがなかなかいい景色、透明な柔らかい湯でかけ流し、紹介してくれただけあっていいところだった。お客も少なく、特に片岡譲は女風呂独占、16時過ぎからは400円ということで、思わぬ拾い物をした。さっぱりしたところで解散、内田、片岡と別れ今市ICに向かう。今市はそばがうまいところだが、この時間ではもうみな終わっている。途中のファミレス、COCOSというところでハンバーグを食べて帰る。東北道は館林と浦和の2か所で事故渋滞、すっかり遅くなってしまった。
 高原山でキャンプを初めて4年目、ようやく主峰の釈迦ヶ岳に登ることが出来た。この秋は天気のめぐり合わせが悪く、鼻曲山、神室山とも中止、夏山の北方稜線以来の山になった。この間腰痛も悪化して今回は登りで右腰が痛く、下りは右ひざ外側に痛みが出た。これまでは歩き出して暖まれば痛みがなくなっていたのだが、今回はそうはいかなかった。なんとか我慢して歩けたが、もうちょっと長い山になったらどうか不安が残る。