1511 矢倉岳から足柄峠

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1511 矢倉岳から足柄峠

参加者  木邨光宏  益崎健二郎  伊東 毅

11月11日 曇り
宮前平口駅(8:00)=東名川崎IC=大井松田IC=地蔵堂(9:20)~矢倉岳(11:20~11:50)~万葉公園(13:05)~足柄峠聖天堂・足柄城址(13:45~14:15)~地蔵堂(15:05)

箱根連山の北にまあるく盛り上がる矢倉岳、870mしかないが妙に存在感がある。前から気になっていたが、紅葉の季節、足柄峠、足柄古道を結んで行ってみた。近いところなので遅めの出発、地蔵堂には広い駐車場とトイレがあり、準備をしていたらカラの観光バスが入って来た。万葉うどんの脇を抜けて県道、相ノ川を渡って山道に入る。ひと登りして万葉公園への分岐を過ぎると再び下り、沢を渡って杉林の中を急登すると送電線の鉄塔の下に出る。ここだけ木がないので金時山と明神ヶ岳の見晴らしがいい。予報では晴れることになっていたが、ずっと曇り、寒気が入って気温が低い。そこからは山腹のトラバース、送電線の巡視路みたいな感じで地図にある道より下を通っている。だらだら登って山伏平は尾根上の小鞍部、直進すると二十世紀の森へ、矢倉岳へは右折、あまり見たことのない株分かれの木(アブラチャン)が並ぶ尾根、最後木の階段を登る。頂上は開けた草地で大勢人がいた。みんな中高年で団体ツアーみたい、地蔵堂の駐車場に来た空のバスは、この一行の迎えかも知れない。矢倉岳の頂上は富士山の展望台なのだが、あいにく今日は雲の中、新雪の富士を期待していたのに残念無念。昼飯を食べ30分ほど休んで足柄峠に向かう。山伏平の下で右に分岐、尾根の下をトラバース、ほぼ水平だが杉の根っこがはびこって足元から目を離せない。1ピッチちょっとで万葉公園、足柄山などを詠んだ万葉集の歌碑や立札が次々に現れ、立ち止まって読んでいると時間がかかる。モミジかカエデか、紅葉が見ごろだが陽射しがなく、風が冷たい。足柄関址、聖天堂から足柄城址へと回る。富士山が正面なのだが、東富士演習場三国山の上から厚い雲に隠れてしまっていた。足柄関址の先から足柄古道を下る。雰囲気はあるが、石畳をコンクリートで固めてあるので、滑りやすく歩きにくい。おまけに古道の上に車道(県道)が出来ているため、何度も車道に出たり、横断したりで気分が殺がれる。相ノ川橋の下からは県道の旧道に入り、直接地蔵堂の上に出た。地蔵堂の横に小さな茶店があり、ちょうど小腹がすいたところなので、3人ともお勧めのかけそば、きのこがたくさん入っていて、汁がうまかった。今日のコースはトータル5ピッチ、丁度良いハイキングで紅葉も良かったが、肝心の富士山が見えなかったのが残念だった。