0411妙義山合宿


参加者  大谷尚史   木邨充宏   藤原国生   益崎健二郎   伊東 毅

11月21日
伊東車府中本町(6:35)=国立IC(6:50)=上里SA(8:40)=下仁田IC(9:10)=下仁田ねぎ他買い物=横川駅(10:40)
=山急山登山口(11:20)~鉄塔下(11:40)~山急山(12:55)~五輪岩(14:05)~登山口(14:55)~中木川幕営地(15:30)

中沢が愛猫の病気のためキャンセル、参加は5人。車2台上里SAで合流、下仁田でねぎ、米、酒、その他食品を仕入れる。横川駅でフジクニ合流、山急山へ向かう。国道18号から林道に入り、関越の道路際に駐車、林道を送電線鉄塔まで歩き、そこから山に入った。踏み跡はあるが急な斜面で滑りやすい。小さな尾根を登りつめると五輪岩の左で一旦稜線に出る。そこから頂上岩壁帯を左に左に捲いて北側の尾根に達し、そこから頂上に登る。ちょっとした岩場があり、かなり急である。頂上は潅木に覆われているが展望はまずまず、三等三角点があった。991m、北に浅間、鼻曲山、浅間隠山、南は目の下に関越が走り、その向こうに妙義の岩峰が並んでいる。穏やかな天気で陽射しの中で昼食。下山は登りと反対に南の尾根を下るのだが、その出だしが急でいやらしい。木の根を掴んでなんとか下りたが、念のためザイルを出した。あとも急な斜面を潅木に掴まりながらずるずる下りる。五輪岩にも寄ったが足下が切れ落ちていて気持ちが悪い。下山後中木川の幕営地へ、去年と同じプラッツ、4~5人天、2~3人天に1人天を張った。河原で焚き火をしながら、すき焼き。ごーごーの肉とうまいねぎに満腹。焚き火を見ながらTUSAC LIEDを歌う。上弦の月と星、眠くなった順にテントに消える。

11月22
起床(5:30)撤収・出発(8:30)=妙義富士登山口(9:00)~北稜岩峰下(9:50)~P2手前のコル(10:45)~
妙義富士(11:30)~北稜昼食(11:55~12:30)~登山口(13:20)=妙義温泉ふれあいセンター=
中小坂直販所=下仁田福田屋そば=帰京

今日もいい天気、朝冷え込んだ。のんびり朝食、ゆっくり撤収。車で妙義富士登山口へ山沿いの道、小竹沢と大沢の中間の廃畑前が入口。木邨ガイドがいないとまるで分からない。見上げる妙義富士は鋭くとんがらかった岩峰、富士というより針峰とか槍がふさわしい。見えているこちら側はとても登れそうもない。右にある岩壁を捲いて裏側から登るのだそうだ。放置され育ちすぎた桑の林を抜け、小尾根を登り、岩壁帯に出たところで右へ捲いていく。踏み跡はあるが、色々歩いているようで、あちこち入り乱れてもいる。大きな岩壁の下からさらに捲いて北稜と呼ばれる尾根に出て、そこからやぶに覆われた岩稜を登る。最後、頂上に行くスラブ状の沢を通り過ぎて右へ行き過ぎてしまったので先にP2のコルに向かう。コルの向こう、大沢側は垂直に切れ落ちて下が見えない。コルからP2へは珍しく潅木のないすっきりした岩稜、傾斜もまあまあ、ホールドもありそうだが、左右ともすっぱり切れており高度感抜群である。見るからに怖そうなので登るのはやめにして、妙義富士の方へ戻る。先ほど通り過ぎた沢をトラバース気味に登り、左の尾根を登った先が頂上。頂上そのものは1畳半ほどの岩の上、登ってみたがここも周囲が切れ落ちていて立っているのも恐ろしい。怱々に下りて岩の根元で昼食にしようかと思ったが、そこも狭いので、ずっと下北稜の傾斜がゆるんだところまで下りて飯にした。標高は不詳だが1000mに満たず、全体に潅木に覆われているものの、あちこち断崖でともかく気の抜けない山だった。下山後妙義温泉のふれあいセンターで入浴、露天風呂から妙義富士が見える。こちら側、大沢側は100m以上の断崖、たいへんな山だ。中小坂の農協直売所でお土産のねぎなど購入後、下仁田町内の福田屋でそばを食って帰った。