1804焼山峠から小楢山

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1804焼山峠から小楢山

新緑の候、近場ハイキング、焼山峠から小楢山、幕岩まで。

参加者
木邨光宏  藤原国生  伊東 毅
 
4月27日
 矢野口駅7:00=勝沼IC=焼山峠(10:20)~旧道分岐(11:05~11:10)~一杯水(11:40)~
小楢山(11:55~12:50)~幕岩(13:30~13:50)~一杯水(14:20)~的岩下分岐(14:30~14:35)
~焼山峠(15:18)=乙女高原=鼓川温泉=勝沼IC=矢野口駅解散

 久しぶりのハイキング、軽いところということで焼山峠からの小楢山、標高差180m、登り1時間10分ということで、さすがにちょっと物足りないかと幕岩まで足を延ばす計画。塩山から恵林寺の横を抜けて牧丘、皷川沿いの道を走り焼山峠には10時前着。曇りがちながら、まずまずの天気、途中1000mあたりが新緑、1500mの焼山峠は芽吹いたばかりで、新緑には早すぎた。子授け地蔵の並ぶ登山口から防火帯の中の道、緩やかな登りだが尾根筋なのでアップダウンがある。新道と旧道の分岐まで1ピッチ、展望がいいという新道を登る。1653mのピークの手前、振り返ると南アの雪の峰が見える、なるほど展望がいい。尾根のあちこちに大きな岩が現れる、花崗岩が地面から顔を出して、どれも薄く割れ目が入っているのが面白い。的岩はそのうちの一つで、弓道の的のように扁平に割れた岩が立っている。足元にはすみれぐらい、他の草花は鹿に食べられてしまったのだろうか、クマザサもわずかに低く残っているだけ。周りは主に落葉松だがオオカメノキの花、マメザクラの残り花など、ちょっと寂しい。一杯水の水場はわずかに水が溜まっているだけ、流れはない。頂上に近づくとズミの木やレンゲツツジの株が沢山あるが、こちらも芽生えもなく、まだ冬枯れ状態。北西から登って頂上に出ると南側が大きく開けて甲府盆地、塩山が目の下、その向こうに富士山と御坂の山、右手には南ア、仙丈から北岳間ノ岳、農鳥、塩見、真ん中に荒川、悪沢岳が大きく白い、赤石は不分明、聖まで白い。左手は大菩薩、奥秩父、前回来たときは展望がないと書いているが、あの時は見通しが悪かったのか、今日は予想以上の眺望で感激した。風もなく穏やかな天気、ほかに誰もいない頂上でゆっくり昼飯、お湯を沸かし、オニオンコンソメを回し飲み。小一時間休んで、幕岩に向かう。まず小楢峠に下り、大沢の頭に向け登って行くと左手に大きな岩が現れて、道はその右下を捲いていく。ほぼ捲ききった地点に標識があり、そこから鎖のついた岩場を登る。ホールド、スタンス豊富だが身体が固く、足が上がらない。クサリ場を抜けて岩の上をトラバースするところが怖かった。足の筋肉が弱ってバランスが悪い、最近はちょっとしたところでふらつくことがあり、やばいと思うと余計身体が固くなる。やっとの思いで幕岩の天辺に到達、ここも眺望が素晴らしい、今度は八ヶ岳も見えた。金峰から国師、黒金山から乾徳山への尾根が近い。岩場のすみにはヒカゲツツジが咲いていた、ここだけ日当たりがいいせいだろうか。下りも怖かったがフリクションがきくので少し楽だった。小楢峠から捲き道で一杯水、的岩の下から旧道、こちらも捲き道で1653mの先に出る。小さなアップダウンの尾根を下りていくと前方に人影、山菜採りの人だった。コシアブラの芽だそうで、そのうちの1把、数本を分けてくれた。水につけておけば芽が伸びるので天ぷらにしたらうまいと教えてくれた。その先右手近くに林道がある地点で、木邨は林道へ、フジクニ、伊東は尾根道を行ったが林道の方が早かった。焼山峠に着いて、一応、乙女高原を往復、枯れ野原で今はみるものなし。Uターンしてもと来た道を下りて、鼓川温泉へ、JAF会員証で100円割引、410円、お風呂は広くはないがまずまず、アルカリ泉で肌がつるつるする。時間が早いのでそのまま帰り、矢野口18時45分ごろ着、解散。ちょっと時期が早かったので、花も新緑もなかったが、その分人がいなくて静かな山歩き、展望にも恵まれ、幕岩まで行って行程もちょうど、まずまずいい山だった。