奥多摩

 

1961年2月

 

参加者    伊東 毅

 

2月5日

新宿発(6:20)=立川(6:51~7:17)=氷川(8:45~8:50)~鋸山(10:25~10:35)~大岳山(11:30~12:00)~つづら岩(12:45~13:25)~馬頭刈山(14:05~14:15)~十里木(15:15)~沢戸橋(15:45~15:56)=五日市(16:02~16:09)=新宿(18:00)

 

  5:00起床、新宿で新聞、席はゆっくり、立川で青梅線のホームには大勢人がいたが座れた。氷川から歩く、同じ方向へ行くのは一人もいない。登り口が分からず、間違えて沢の方に行ってしまったが、途中で子どもに聞いて、ようやく山道にかかる。愛宕山と鋸尾根のくびれに出る。好天続きで埃っぽい道、やけに暑い。氷川の町が目の下に見える尾根の中途で小休、石尾根がよく見える。奥秩父唐松尾あたりも見える。御前山のかげに雪がある。ちょっと登って鋸山三角点、頂上で一人会った。大岳へは楽な道、雪が少し残っているが問題ない。

 大岳の頂上には人が大勢、展望はカスミがかかってあまりよくない。昼食はランチクラッカー、水気が欲しい。携帯ラジオに追い出されて出る。大岳小屋まで下り、馬頭刈山へ向かう。とことこ下るが暑い、富士見台には茶屋が出来ていた。つづら岩の前で立てる。岩登りの練習、2~3パーティーが取り付いている。岩は結構大きい、見てると登りたくなるが、ひとりでザイルもなしではそうもいかない。40分も見物して腰を上げる。

 後はとことこ下る、ピークごとに茶屋があり、高尾山みたいで感じはよくない。馬頭刈山を過ぎ、どんどん下る。足の爪を切ってくるのを忘れ、少々痛い、不覚である。十里木に下りたがバスの時間があるので沢登橋まで歩いた。五日市まではすぐだった。山登り入門は奥多摩、丹沢というが、順番が逆で面白くはなかった。