0012北八ッ天狗岳西尾根記録

 

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参加者 浜野 宏明 伊東 毅 塚田 玲子 片岡ひとみ

 


12月3日 新百合ヶ丘発(6:00)府中本町(6:30)国立府中IC(6:45)諏訪南IC(8:30)唐沢鉱泉1860m(9:20)~西尾根稜線(10:12)~西天狗2645m(12:20~13:10)~ 黒百合平(14:30)~唐沢鉱泉(16:30)(宿泊)

12月4日 帰京

往路順調で予定より早く、唐沢鉱泉に到着。鉱泉の周囲にうっすらと積雪があった。天気は朝のうち晴れていて、山もよく見えていたが、出発する頃には小雪が舞い始めた。鉱泉前から沢を渡って西尾根の斜面に取り付く、しらびその樹林帯を順調に高度を稼ぐ。しかし段々天気が悪くなって眺望がなくなり、展望台でも何も見えないのが残念。西天狗の頂上の下,100mあたりで森林限界を抜け、ごろごろの露岩帯に出た。北風が強くなり小雪が吹き付けて寒くなったので冬用のヤッケ・オーバーズボンを着けた。西天狗の頂上でツェルトをかぶって昼飯、湯を沸かしてカップラーメンを作った。ツェルトの中は暖かいが外はー10°東天狗へのコルに下りると左に捲き道らしきものが見えたので、それに入ったが途中ではっきりしなくなり、少しブッシュを分けて直上し、縦走路に出た。東天狗は割愛、黒百合平へ向かう。ここで中山峠経由とすりばち池経由の道があったが、すりばち池の道をとる。ところがこれが間違いで、大きな石を乗り越えたり、回りこんだりして歩きにくい上、時間がかかる。それでも予定時間に黒百合平の小屋に着いた。小屋は真暗で無人かと思ったが、若い小屋番がいた。黒百合平からも沢沿いの石の多い道で、薄く雪が積もっているので歩きにくく、よく滑る。浜野さんは何回か転倒、疲れが出てきているようだ。予定より30分余分にかかって、薄暗くなった中を唐沢鉱泉に着いた6。
唐沢鉱泉は一軒家だが、思ったより大きく立派だった。旧館11,000円の方に泊まる。部屋も奇麗で炬燵があるのもいい。風呂も木造で感じがいい、ただちょっと湯がぬるい。必然長湯になる。夕食は猪鍋を追加、ほかのおかずも多く食べきれなかった。塚田さんは翌日仕事で夕食後、タクシーで茅野経由帰京。あと3人は泊まってゆっくり、のんびり、風呂3回、朝も1回。他に客がいないので静かで良かった。帰りがけにNHKだと言ったら、お土産に濁り酒を2本くれた。ここは撮影部が研修で使っているので、言えばサービスすることは分かっていたので、あえて最後にしたのだが、まあこれくらい ならいいか。午後仕事がある片岡さんを茅野駅まで送って、あとは浜野さんと別荘用の土地探し高根町界隈を回って、地元の不動産屋に物件を見せてもらった。いい天気で、南アも八つも良く見えるのだが、土地を買うとなるといいところはなかなかないものだ。ちょっとはぐらかされたような気分で帰ってきた。