0204平標山・日白山

 

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参加者 木邨 光宏 益崎健二郎 藤原 国生 伊東  毅

4月6日
新百合ヶ丘発(6:15)=調布IC(6:35)=八王子IC(6:50)=日の出IC(7:20)=湯沢IC(9:10)
=二居(9:40~10:20)~二居峠(11:00)~尾根1260m・昼食(12:00~12:30)~東谷山(13:25)
~日白山(14:30~15:00)~地王堂川堰堤(16:00)~二居(16:15) 福田屋(泊)

今年は雪融けが早く、二居のゲレンデに雪なし、旧道を二居峠に登り、そこから尾根に入る。ゲレンデからはブッシュの急斜面でこれは大変そうだった。尾根には雪が雪庇状に残っていて歩きやすい。天気は薄曇視程は良好、平標山がよく見えるが北面のセンの沢はブッシュが多く、余り快適ではなさそうだ。東谷山の急な登りの下で昼食、東谷山から日白山にかけては雪庇が張り出した稜線が続いて、なかなか見栄えがする。1631mと標高が低く、周りに高い山があるので目立たないが、良い山だ。日白山の頂上でスキーを付け、尾根を南に滑り、ちょっとしたコルから地王堂川の斜面に入る。稜線から少しばばらな樹林を抜けると木のないちょっとした尾根にでた。そこを快調に滑る。尾根の右側は沢でそちらに小さな雪庇が出ているが尾根はそこそこ幅があるので滑りやすい、雪質もザラメ尾根の下からは地王堂川の左岸の台地状の林を雪を拾いながら滑り下りたが、コンクリートの堰堤にぶつかり、そこでスキーを脱いだ。横に林道があり、二居までは一息だった。福田屋は上等とは言えないが安いから仕方がない。夜、風が出て強い雨が降った。明日はどうなるか。

4月7日
二居発(6:30)~火打峠駐車場~ヤカイ沢送電線下(7:25)~ヤカイ沢上部トラバース(8:55)~
右手尾根1800m(10:10)~平標山(11:00~11:50)~仙ノ倉山(12:40~13:00)~平標北稜線(13:50)
~ヤカイ沢上部(14:20)~火打峠駐車場(15:40)

前夜の雨も上がり、視界もよく、雲も薄くなっている。ただ、あれだけ降ったら雪も緩んだことだろうし、もともと雪が少なくて沢が開いているから毛渡沢は渡渉を免れないだろうと、シッケイ沢下降は中止し、ヤカイ沢の往復に決めて出発。火打峠の駐車場に車を停めて別荘地を抜けて河内川からヤカイ沢へ入る。ヤカイ沢に入って雪が多くなったが、スキーはかついだまま。ヤカイ沢上部はあちこちでクレバスが開いて、沢には小規模ながらブロック雪崩のデブリも出ている。どこを登ろうか迷うところだが、安全をみて真中の沢のすぐ右手の尾根に取り付く。急な樹林帯でキックステップ上部は樅の矮木と笹から這い松、平標頂上右手の稜線に出た。すっかり晴れて谷川連峰からに日光、上越の山がくっきり見える。仙ノ倉へ途中にザックを置いてスキーで往復、平標に戻る。シッケイ沢をのぞいたが上部はかなり急で雪が堅かったら怖いところだ。平標の下りは北へコブ一つ越えたところから下りる沢状の斜面が良さそうなので、そこを下りる。途中小さなクレバスが2~3あったが概ね安定した広い雪面で豪快な滑降を楽しめた。樹林帯も雪を拾って河内川の橋まで滑って下りた。帰りは三国峠を越え、猿ヶ京で風呂、沼田の杵搗庵でそば。2日間フル行動、充実の山。