0503乗鞍VSA・TUSACスキー大会

 

参加者  木邨充宏   藤原国生   益崎健二郎   中沢新吾   伊東 毅

3月3日VSA入り
府中本町(7:20)=国立IC(7:40)=塩尻北IC(10:00)=山形村買い物=番所昼食=鈴蘭(14:00)木邨合流
~VSA入り(14:50)

木邨は高速バス、あと4人がRAV4で。山形村の大型スーパーでESSEN調達、ダンボール3個と水物少々。番所のいがやでそば食べて鈴蘭着。天気は曇り時々小雪、背負子3台にダンボール、水物をもう一人に分けて荷上げ、休暇村からシールで登る。VSA到着後、水穴掘り、2m近く掘って、無事水を確保。カーテンを張りなおし、足りないところは毛布をぶら下げて寒気と臭気を遮断、これで快適に過ごせるだろう。薪は年末に上げてくれたので十分、ところがコンロのガスが出ない。どうやら大元のプロパンがなくなってしまっているらしい。炊事が不自由だがストーブとEPIでなんとかなるだろう。そんなことで日も暮れ、ルート偵察などは省略。夕食はすき焼き、ストーブの上の鍋を囲んで、これはまたこれでいい。牛肉800g完食、ちょうど良い 量だった。

3月4日
VSA発(8:42)~ツアールート工作~三本滝上ヘアピンカーブ(10:00)~ゲレンデ最上部横(10:50~11:10)
~VSA(11:40~14:00)~一ノ瀬キャンプ場(14:50)~VSA(16:50)

夜のうち雪が降り、明けてからも曇り時々小雪。あまり上には行けないので、VSAツアーのルート工作優先。水源の沢からVSAへ直に入れないかと、最初、裏山から登ってみたが樹林が混みすぎていてスキーには不向き。いったん三本滝からのルートに出て、そこからゲレンデ左端のバス道を目指す。赤布をつけながら林間を進み、最後やや急なカラマツの斜面を登ってヘアピンカーブ地点に出た。さらにその先に続く斜面を登ってみたが小さなピークの上に出てしまい、上から来てもこのこぶを登らなければならないので、このピークは割愛、ゲレンデ内のバス道を通るコースにした。その上はゲレンデの外、水源の沢との間の緩斜面を登って、最上部リフト終点の横まで達した。ここを入り口とし、逆にコースを手直ししながらVSAまで戻る。林間を通るまあまあ面白いコースが設定できたと思う。休憩後、一ノ瀬キャンプ場へVSAから南東へ伸びる尾根のルートを探索。GPSを見ながらほぼ正確にキャンプ場、あざみ池から夜泣峠の左に戻るルートを走破した。夕食はキムチ鍋、キムチ鍋の素に白菜キムチ2瓶、鶏がらスープ入り、まずまずの味になったが量が多すぎて食べきれない。もうみんな年である。

3月5日
VSA発(10:30)~ルート整備~ヘアピンカーブ(12:00~12:15)~三本滝(12:30~13:30)~VSA(14:30)
撤収(16:35)~鈴蘭(17:15)

明けたら快晴、ゆっくり朝飯を食って伊東、藤原、木邨の3人は昨日作ったコースの再整備しながらヘアピンまで登り、集合点の三本滝へ。TUSAC旗を張って、レストハウスにいた内田さんらOBの面々と合流する。VSAツアー参加者は12人、リフト1本乗ってゲレンデ最上部へ、そこから右の林間に入る。この辺は傾斜がゆるいので皆問題なし。ヘアピンからカラマツの斜面に入るところで技術の差が出る。どんどん先へ行ってしまう人、転倒の連続で苦戦する人、バラバラになってしまう。参加者全員の技術を考えると、このコースはちょっと厳しすぎたかも知れない。それでも何とかVSA到着、残っていた益崎、中澤からお汁粉をふるまわれて一息つく。OB連を送り出してから、屋根の雪下ろしまでして撤収。予定より遅く鈴蘭小屋到着、風呂入ったらすぐ宴会。今年は松丸さんの鬼のパンツなし、豊川さん、北野さんもいないので、やや静かで多少、品のいい?会になった。

3月6日
大学尾根パーティー リフト運転開始(8:30)=リフト終点(9:05)~No2ペナント(9:50)~樹林限界(10:50)~
屋根板下部(11:25)~シール外す(11:45)~大学尾根2320m(12:05)~前川林道(13:30)~VSA(13:40)~
鈴蘭(14:20) 入浴 帰京

今日も快晴、天気予報大外れ。屋根板から大学尾根パーティーと一ノ瀬クロカンパーティー、他にゲレンデスキーなどのグループに分かれる。大学尾根には岡田、内田、高井夫妻、藤原、益崎、伊東の7人。リフトの運転開始を待って登り、リフト終点から2ピッチ半で屋根板のトラバース地点に到着。風もなく絶好の天気、伊奈川の源流部を横切り、大学尾根に出て滑降開始。最初は背の低いタンネの疎林、雪も良く快適に滑る。次第に木が大きくなるが、それほど密でないのでどんどん下っていく。中ほどでは尾根が広くなって、小さな沢が入り組んでいるので地形が分かりにくい。こういう時もGPSは心強い、適度に修正しながら進む。天気がいいので雪が腐って大変かと思ったが、それほど悪くはならず、重いなりにターンも出来る。参加者の足が揃っているのでいいペースで、最後の大斜面も無難にこなして前川林道へ正味1時間半で到着した。降りている途中、VSAの方から大きな声で呼ぶ声がするので何事かと思ったが、オリエンテーリング中らしい中年の男女がはぐれた仲間を探しているところだった。予想した時間より、大分早く下りて来られてほっと一息、参加した人たちも面白いコースだと喜んでいた。

クロカンパーティー 一ノ瀬クロカン入り口(9:30)~アザミ池(11:20~11:45)~一ノ瀬クロカン入り口(13:25)

クロカンには長老の藤田さんや高木夫妻、土肥さんと仲間の女性らが参加、木邨がエスコート役。アザミ池往復コースを楽しむ。
鈴蘭で入浴後解散、中澤が内田さんと弟さんの家に一泊、残り4人がRAV4で帰京、中央道もすいていて順調だった。天気に恵まれ、参加者それぞれ満足の会になったものと思われる。