1001神楽和田小屋スキー合宿

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1001神楽和田小屋スキー合宿

参加者   木邨 光宏   大谷 尚史   伊東 毅

1月19日
新百合ヶ丘発(6:23)=大宮(7:56)=越後湯沢~和田小屋(12:10)~神楽リフトトップ(12:30)~稜線(14:00)~神楽峰(14:30~14:50)~和田小屋(17:00)

神楽和田小屋での木邨スキースクール、大谷と3人参加。ジパング倶楽部の割引初使用で越後湯沢へ。湯沢からタクシーでみつまた、不用品をコインロッカーに預け、ロープウエー、リフトを乗り継ぎ和田小屋到着。着換えて昼飯のあと、まずは神楽峰へ、天気は良く、登るにつれ谷川連峰から巻機、魚沼三山、さらに至仏、燧が姿を見せ、日光白根や皇海山なども見える。稜線に出ると鳥甲の向こうに妙高頚城山塊、白馬から鹿島への後立稜線いつもながらいい眺め。神楽峰の頂上まで行って田代への尾根を下りようかと思ったが、時間がちょっと足りなさそうなので尾根の左の沢の方へ下りる。ところがこれでも結構時間がかかる、雪はそう悪くはないが、大谷がシーズン初めてのスキーで思うように板に乗って行けない。大分苦労して田代と神楽の連絡コースに出たが、神楽へのリフトが時間切れで止まってしまった。しかたがないのでスキーを担いで誰もいなくなったゲレンデを登り、途中から林の中をトラバースして和田小屋へ向かう。ここでも結構時間がかかり、神楽のゲレンデに出た時は薄暗くなって、下から圧雪車」が登ってきた。なんとなくヤバイなと思ったら案の定、帰ってこない我々を心配して探しに来たところだった。パトロールにしっかり叱られて、しょんぼりして和田小屋に戻る。時間の計算を誤り、人様に迷惑をかけてしまった。長年山に行っているが、こういうことは一度もなかった。ほんのちょっとの時間だが、まさに大失敗であった。和田小屋は他に客が一人だけ、サービスも良く快適だ。先ほどのチョンボを忘れて酒盛り、大谷のドライ・ジンがうまい。

1月20日
和田小屋(8:30)~リフトトップ(8:45)~清八沢ノ頭(11:45~12:00)~黒岩ノ平(12:40~13:10)~和田小屋(14:50)

今日もいい天気、今日は雁ヶ峰へ向かう。清八沢ノ頭への登りは狭くてきついが、なんとかスキーで登りきった。ここから雁ヶ峰の尾根に入る。清八沢ノ頭の下りは快適斜面、雪も良く気持ちよく滑る。大谷もボーゲンで続く。だんだん傾斜がゆるくなり、黒岩ノ平は真平ら」、まっすぐ行くと左の沢に引き込まれるので右へトラバース気味に進む。平の真中で昼食、暖かく気持ちがいい。右手の尾根に出るがこの先も傾斜が緩く、雁ヶ峰までは長い。昨日のことがあるので雁ヶ峰まで行くのはやめて、途中のエスケープルートを行くことにする。1720m付近のジャンクションからかぐらスキー場の方に向かう尾根、出だしが狭く、山スキールート図集にもやや難しいと書いてあるが、雪の状態がいいので尾根の下の斜面をトラバースして切り抜ける。その先1700m付近でまた尾根が分れ、ガイドブックのルートは左に行くのだが、ここから和田小屋へ向かって真っ直ぐの広い尾根を下りる。雑木の疎林で傾斜もほどほど、どんどん滑って行けるが南面で日が当たるので雪が重くなってくる。最後、清八沢に出るところが急になっているが、なんとか滑り降りられた。ここは中尾根を滑って下りてくるルートの一つ、トレースを辿ってうまく和田小屋近くのゲレンデに出た。もう3時前、今日はこれでおしまい、小屋に帰って風呂に入って一杯やり始める。ストーブの前で気持ちよくなって、晩飯のおかずが食べきれない。
 
1月21日
曇り、ピット掘り、ビーコン探し訓練など

好天は昨日まで今日は曇り、時々小雪が舞う。遠出はやめてゲレンデの少し上で弱層テスト、ピット掘りの練習。ちょっと見た感じでも、滑ってみても安定した感じの雪だが、掘ってみると何層かズレる面があった。雪崩が起きる感じはしなかったが、急斜面では怖いかも知れない。この後雪洞を掘ろうかと思ったがズクをなくし、ピットを掘ったあとを拡げてツエルトを被り、スープを作って昼飯にした。この後は小屋に帰って周囲でビーコン探し訓練、なかなか難しいものだ。

1月22日
吹雪のち雪

帰る日、夜来強風が吹き、ロープウエーが動くか心配されたが、朝になって少し収まり、リフトもゴンドラも動いている。スキーコースを滑り降り、リフト1本登ってみつまたロープウエーで下りてきた。タクシーで湯沢の岩の湯へ、小規模だがいい湯だ。そこからまたタクシーで駅前、例によって中野屋で一杯とへぎそば。早めに帰って電車が込む前に帰宅した。