0502東吾妻スキー 

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参加者  浜野宏明   益崎健二郎   木邨光宏   内田正明
     星 知明   星美津枝   田山直樹   伊東 毅

2月11日
大宮(8:10)=やまびこ153=福島(9:43)=タクシー=吾妻スキー場バニーハット(11:30)=ゲレンデトップ(12:30~
慶応山荘(14:00)

昨年に続く東吾妻、バニーハットで仙台組と合流。リフト2基乗り継いでゲレンデトップへ。天気は冬型、やや風があるが樹林帯に入れば問題なし、視界もまずまず。順調に慶応吾妻山荘入り。積雪は去年の倍くらいあるようだ。着いてすぐ乾杯、時間は早いがそのまま飲み続け、夕飯まで。大柿さんの見立てでは明日、明後日と天気は悪くなると言う、天気図ではだんだん冬型が弱まるはずなんだけど、ここは逆らわないのが一番、おとなしく拝聴に勤める。夕飯は豆乳スープの入った鍋、美味、カレーも美味しい。満腹して早めに就寝。

2月12日
慶応山荘(7:55)~大根森(8:30)~一切経コル登りパラダイス(9:10)~一切経コル~酸ヶ平小屋(11:48)~
吾妻小屋(13:30)

朝起きたら吹雪、これはどうかなと思ったが大柿さんもやめろと言わないし、とりあえず出発。昨日同宿の熊谷さんを加え9人パーティー、樹林帯を行くうち段々空が明るくなって前方に家形山も見えてくる。大根森の大岩の下の樹林帯で防風対策をチェック後、稜線に上がったが、思ったほど風が強くない。大岩から100mほど雪の付いていない部分があり、そこだけスキーをかつぐ。五色沼の西側の尾根から一切経のコルを目指す、この稜線は強風の通り道でシュカブラが発達している。そこを過ぎるとコルへ登る樹林帯に入り、風がおさまる。通称パラダイスか?場所の特定は出来ないが、ここで一服。一切経のコルはだだっ広い雪原でここで吹かれると大変だ。天気は回復してきて一切経の頂上も見えてきた。コルでシールを外し、後は下り、雪質も良く酸ヶ平まで快適な滑降。酸ヶ平の小屋は避難小屋だが綺麗で気持ちがいい。中に一人用の天幕があったが持ち主は外出中。湯を沸かし、ゆっくり昼食をとってから吾妻小屋へ向かう。蓬莱山の斜面も気持ちのいい滑降を楽しめる。吾妻小富士を左前方に見て浄土平、スカイラインから桶沼の下を左に捲いて樹林の中の吾妻小屋に着いた。しっかりしたウッディーの感じのいい小屋だ。時間が早いが早速乾杯、飲み始める。天気がいいので次々に登山者が到着して、ストーブの回りは一杯になってくる。夕食まで時間をもてあまし気味だったが、5時半に食事が出来た。夕食後はやることがなくなって、適宜寝床へ、18時過ぎから翌朝5時までたっぷり寝た。

2月13日
吾妻小屋発(7:45)~鳥子平(8:50)~高山(9:45~10:00)~1350m昼食(11:00~11:30)~土湯(13:30)=タクシー=
吾妻スキー場、あったか湯、帰京

天気は快晴、木邨、内田両名は東吾妻から南尾根へ、残る6人は往路を戻る予定だったが高山下りの方が楽だということなので、そちらに変更。スカイラインを鳥子平まで、そこから高山へ標高差200m。大きな反射板のある高山頂上でシールを外し、一路土湯目指してダウンヒル。多少樹林がうるさいところがあるが雪質は良く、快適に滑れる。ゆっくり滑っていたら、今朝吾妻小屋を出て東吾妻に登ったパーティーが次々滑って来て追い抜いて行った。天気がいいので急ぐことはない、尾根の途中の暖かな陽だまりで昼食、風もなく気持ちがいい。尾根を下り、林道に出てどんどん下る、途中林道をショートカットするルートがあったが誰も滑っておらず、雪の状態も悪そうなので、そのまま林道を下っていったら、民家のあるところに出たが、そこからは道路が除雪されており、スキーは終わり。土湯までは2km近くある、しかたなく歩いて行ったが途中で星さんがタクシーに連絡つけて迎えに来てもらった。そのままタクシーで高湯の吾妻スキー場に戻り、田山さんの車に乗せてもらって、まず温泉。どこか日帰り入浴が出来るところはないかと探したが日曜日は2時で終了とかで全てアウト、しかたなく新しく出来た露天風呂あったか湯、案の定混んでいた。星さん、田山さんには福島駅まで送ってもらった。感謝感謝。上りの新幹線は混んでいて、指定が取れるのは3時間後、しかたないので駅ビルの中の牛タン屋で一杯、そのあとさらに蕎麦屋で時間をつぶし、ゆっくり帰った。天気に恵まれ、おだやかな吾妻を歩き、滑って満足、1日行動時間5時間に満たず、久々ののんびり山行だった。

木邨・内田パーティー
吾妻小舎(7:45)~東吾妻山頂(9:30~9:50)~蒲谷地(12:30)

朝は快晴。木邨、内田は予定通り東吾妻南尾根をめざして出発。スカイラインを横断して無造作に樹林帯を上り始めるが、先行パーティーのトレールがない。右手からからむように登っていくと、突然ハイウエーのようなトレールがあった。酢ケ平経由のコースをとっていたのだ。山頂にはこのパーティーの他、数パーティーがいたが、南尾根を目指すのは我々だけである。山頂では雲が広がりだしたが、視界はまずまず なので南尾根に踏み出す。この尾根はきわめて茫洋とした広い尾根で、ルートがつかみにくいが、下山地点の蒲谷地は山頂から南南西の方向にあり、その気になれば定規で測ったように直線上を進むことも不可能ではない。我々はまず真南の方向に進み、その後徐々に西に方向を修正するルートをとったが、これはなかなか難しかった。上部は栂主体の針葉樹林、粉雪で傾斜はゆるいが、欲をいえば樹間がもうすこし広くあると良い。全体的には傾斜はゆるいが、ところどころ急斜面をトラバースで避けるところもあり、そんなところでは結構苦労して下った。また、快適そのものといった部分もあった。高度計と磁石、それに木邨のGPSを参照しつつ、方向を修正してまずまず順調に下った。1300mあたりから、さしもの広大な尾根も左から小倉川、右から井戸尻川というふたつの沢にはさまれて細くなってくる。同時に雪は重くなり、カラマツ植林帯に入ったりして低山的になる。また、里が近いということで気もゆるんで、方向確認がおろそかになってきた。1137m標高点まで尾根をたどって、その後東側の温和な小倉川に下りる予定だったのが、ふとしたことから西側に派生する尾根に入り込み、深くえぐれた井戸尻川に下りてしまった。険谷というほどではないが、雪で埋め尽くされていない沢床を下るのに結構苦労した。下ったところは蒲谷地の1キロほど上流の別荘地だった。人がいたので電話借用をお願いすると、「まあ休んでいきなさい。」ということで、上がりこみ、コーヒーまでご馳走になってしまった。話によると、例年春になると、このコースを下ってくるパーティーが多少はあり、なかにはバスを手配する組まであるが、今年はたぶん我々が最初だろうということだった。電話で呼んだタクシーはここまで来るのを渋ったので、さらに集落まで滑り下り、そこから猪苗代の駅に出た。(内田記)

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