2010日向薬師ハイキング

 

 

参加者

 

伊東 毅

 

 

10月13日

 コロナで自粛生活、2月以来どこにも行ってない。久しぶりに軽いハイキングとして、伊勢原日向薬師とその上の日向山に行ってみた。東名伊勢原JCTから新東名伊勢原大山IC、そこから10分くらい、近くなった。日向薬師のバス停に隣接した駐車場に車を置き、参道に入る。石段を登ると真っ赤な仁王像のある山門。力強いがいまいち味がない。さらに登って行くと、宝城坊、日向薬師の本殿前に出る。本殿に線香を供えて、中を見るが金色の厨子の扉が閉まっていて、本尊の薬師如来は拝めない。行基作はともかく、ナタ彫りの木彫で正月だけ開帳するそうだ。隣にある宝物殿は入館料300円、左右に丈六の阿弥陀如来薬師如来、日光、月光菩薩、正面には四天王、十二神将などがズラリとならび、見ごたえがある。ただちょっと多すぎて、じっくり見られない。これから山に登るので落ち着いていられないのも、うまくない。順番が逆だった。ともあれ薬師さんだからコロナ封じをお願いしておいた。

 そこから日向山へは往復70分とある。道が変わっていて、途中から左々にトラバッて稜線に上がって戻るようになっている。地理院地図の道は通行止めになっていた。まあ、どちらにしても大した距離ではない。杉など針葉樹と広葉樹が混ざった林、あまり面白くない道だ。日向山404mの頂上も林の中で、眺望がない。ひと休みしてコンビニのおにぎりを2つ食べる。ちょっと足元を見ると、靴下に小さなヒルがくっついていた。あわてて摘み取ったが、3匹くらいいた。靴下の上から食らいついて、一か所血がにじんでいた。まったくいやなやつだ。

 帰りも同じ道、ほかに一組男女ペアがいただけ、静かなのがとりえかな。参道を下りて、駐車場まで往復2時間半、参拝の時間、昼飯の時間を除くと正味2時間弱かな。静脈瘤手術をした後だし、こんなもので十分かな。