1210日和田山岩登り

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

岩登り研修報告書
日時 2012年10月21日(日)
場所 日和田山 女岩
参加者 泉、金山、塚本、津田、土井、伊東(OB)、森(ガイド)
行動記録  7時30分 高麗駅集合
      8時20分 講習開始
     15時15分 講習終了
     16時00分 解散
先に伊東さんと森さんが車で行っており岩場をおさえていてくれた。現役は高麗駅に集合し歩いて岩場まで行った。駅から行くとSAVE ONというコンビニの交差点を日和田山の方に進み、鹿台橋という橋を渡ったらすぐに左折した。少し行ったところに駐車場が左手にあった。土手を歩いていくと公民館みたいなところがあり看板が立っているので右手に進む。小さな沢になっていた。民家の裏を抜け山に入った。山に入った後の分岐は常に左に進んだ。岩場につくとさっそく準備。岩場の上に荷物を置き、ハーネスを履きビレイやロープワークを森さんから再確認してもらった。それが終わると下に降りて登山靴でのクライミングフリークライミングの登り方をする部員が多かったのでもっと慎重に登れとの注意が飛んだ。結局クライミングシューズは今回は使わなかった。女岩の南面は比較的登りやすかったが、西面は傾斜が急だったりチムニークライミングがあったりして大変だった。チムニーのところでは登り終わると懸垂で降りるということを行った。登りつかれたところで上に上がり昼食を取った。午後はマッシャーのついた懸垂下降。二、三回各自で行ったところで時間となり、ロープの回収、片づけ。森さんとは岩場でお別れし、残りのメンバーで岩場から降りた。

講習内容
ビレイの取り方、女岩でのクライミング、懸垂下降

・ビレイの取り方
ATC、半マスト、エイト環などでビレイを取ることになる。ビレイを取るときはビレイやーは近くの木などでセルフビレイを取り、クライマーが落ちた時岩場に激突するのを防がなくてはいけない。ビレイをするときは必ず手袋を使い、利き手が上側のロープを、反対の手が下側のロープをつかむようにする(ただしなるべくどっちに手が下になってもビレイできるようにしておくのがベスト)。マルチピッチにて、トップで登りセカンドなどを上からビレイするときでもビレイディングデバイスは自分のハーネスにつけてビレイするようにすること。ATCを使ってビレイするときは利き手じゃない方の手はATCから30cmぐらい離れたところ(腰の位置ぐらい)をもつようにして、ロープの下側は必ず左右どちらかの手で持っているようにする。

・ロープワーク
マッシャー結び
なるべくロープシュリンゲを用いて摩擦を大きくする。テープでも悪いわけではないが、ロープの方がよい。4~5回巻きつけて図のようにカラビナで止める。コブを持つと動くが、手を離すと止まる。プルージックより優れているらしい。 上下の輪を通してからカラビナで止めるとフレンチになる。・図 B フレンチ結び

バッチマン結び
カラビナを交えて巻きつけるとバッチマン結びになる。

・懸垂下降
途中で止まる懸垂下降を教えてもらった。
必要なもの 環付きカラビナ×3、ロープシュリンゲ(短め)、テープシュリンゲ、ATC
手順 ロープシュリンゲでマッシャー結びを作りカラビナをハーネスにつける。このときシュリンゲがなるべく短くなるようにする。ハーネスにカラビナをつけテープシュリンゲをかける。シュリンゲの先にATCの付いたカラビナをかけ、ATCの準備をする。下降するときはマッシャーを持つようにして降りる必要がある。

なお懸垂下降をするときなど危険な場所を移動するときのセルフビレイの方法も教えてもらった。ハーネスにつけたシュリンゲに、二つ環付きカラビナをかけるだけでいい。ビレイをかきかえるときはカラビナを一つずつはずしてかけていけばいい。

補足
朝は混んでなかったが、時間がたつにつれザイルが張るところがないほど混みだした
長いシュリンゲ、カラビナが足りなかった
下降にも上昇中にも使えるATCがあるらしい。
エイト環は小さいほうの輪にザイルをとおしても使える。そうすると摩擦が大きくなる。