0808奥多摩軍刀利沢記録

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0808奥多摩軍刀利沢記録

参加者  益崎健二郎   木邨光宏   伊東 毅

8月21日
矢野口駅(7:00)=矢沢林道落合橋手前(8:50)~軍刀利沢入渓(9:35~10:10)~10m滝下(10:50~11:05)
~最後の10m滝(11:40)~二股昼食(11:50~12:30)~三国峠(13:10)~生藤山(13:15~13:45)~
奥矢沢橋(14:40)~落合橋手前(15:30)=数馬の湯=帰宅

暑さしのぎに沢登り、遡行時間2時間という短い沢だが滝が20もあって、やさしそうな軍刀利沢に行く。南秋川の南郷から矢沢林道に入るが、土砂崩れのため熊倉沢出合の落合橋で通行止め、少し戻った路肩に車を駐める。矢沢林道を少し行くと重機のいる工事現場があり、そのしばらく先に行くと林道が崩壊している。がけ崩れのぐずぐずの斜面をトラバースして越えるが、林道に戻るところの不安定な梯子など結構いやらしかった。そこからしばらくで右側に腐れかけたような小屋があり、その先に軍刀利沢の入渓点があった。ここで支度をして遡行開始。矢沢の本流も軍刀利沢も水量が少ないがこんなものなのだろうか。入るとすぐミニゴルジュ、簡単に抜けて2mの滝、問題なし。次の3mナメと2条4mの滝も簡単に越える。が、あちこちに大きながまがえるがいる。ちょうど良さそうなホールドやスタンスに乗っかって動かないので少々困る、思わぬ障害物だ。いくつか滝を登っていくと2段10mの滝、これは直登出来ないので右側から捲くのだが、トラバース部分に残置ロープがある。太いマニラ麻で大丈夫そうなので念のためシュリンゲを引っ掛けて渡ったがホールド・スタンスがしっかりしていて全く問題なかった。この先も5~6mの滝や小さな淵が現れるが難しいところはない。最後の10mも直登出来ないので右から捲くが、ここも捲き道がしっかりしている。これで大体滝場は終了、少し先の二股で休憩昼食にする。水の中を歩いているから一応涼しいが、登るスピードが速いので汗をかく。標高が低いから気温も余り下がらないようだ。この先はいくつか沢が分かれるが、水の多い方、本流とおぼしき方を選んで登って行ったら、ぴったり三国峠の稜線に飛び出した。入渓点から3時間、休憩が45分あるから中身2時間15分、まあいいペースかな。三国峠から生藤山までは5分、下りは生藤山から少し先の尾根道から仕事道に入り、矢沢の源流を下って奥矢沢橋で矢沢林道に出た。あとは林道を1ピッチで落合橋、下りの途中から遠く雷が鳴り出したが、降るまでは至らず無事、車まで戻れた。数馬の湯で汗を流して帰る途中、空が真っ暗になって物凄い雷雨になった。