1503 北信春スキー(斑尾山、鍋倉山)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

1503 北信春スキー(斑尾山、鍋倉山)

参加者  木邨光宏  大谷尚史  伊東 毅

3月26日 府中本町(7:00)=国立府中IC=豊田飯山IC=斑尾高原スキー場駐車場(11:10~11:30)~リフトトップ(12:20)~斑尾山(12:55~13:40)~駐車場(14:50)=戸狩温泉サンヴェルデ(泊)

 春スキーのいい季節だが、このところの体力低下に鑑み、行動時間の少ない楽なところということで、去年登り損ねた斑尾山と近くの鍋倉山に行くことにした。26、27日両日とも快晴の上天気、初日は斑尾高原スキー場の一番手前の駐車場に車を置き、スキー場中央のリフトから12番13番のリフトを乗り継ぎ、ゲレンデ最高点。そこからシールをつけて30分弱歩くと斑尾山の頂上1381.5m。暖かな日差しの下で昼食、お湯を沸かして、大谷持参のおしるこをいただく。滑降コースは頂上から東に伸びる広い尾根、ブナの疎林に覆われ、2日前あたりに降った新雪が乗っている。今日はまだ気温が低いので雪質は悪くない。やや重めのパウダーで滑りやすく、大谷も快調に滑り降りる。この尾根を下まで滑るとゲレンデに帰るのに道路を歩かなければならなくなるので、途中で左にトラバースする。今回は標高1100mを切ったところでトラバースを始め、中間にある2つの沢を横切ってゲレンデ左端に出た。登りもわずか、下りも快適、文字通り手軽な山だった。後は残雪が残る里道を走って、戸狩温泉へ。ネットで探した、リゾートスクエア・サン・ヴェルデ、どんなところかと思ったが、3階建てのこぎれいなホテル?、わけあり、1泊5、500円、夕食のおかずが1品少ないということで、老人組にはうってつけ。温泉は無味無臭、循環式だが文句は言えない。食前に飲んで夕食から帰ったらすぐ寝てしまった。

3月27日 戸狩温泉発(7:40)~温井集落(8:00~8:25)~760m尾根取り付き(9:25~10:05)~1050m(10:55~11:10)~鍋倉山(11:50~12:20)~小屋(13:00~13:20)~温井集落(13:40)

 7時から朝食にしてもらい、早目に出発、鍋倉山の麓、温井集落まではすぐだった。関田峠に向かう県道の除雪終了点には車が数台止まっている。一人早くも下りて来た人がいて、これから仕事だと、地元の人らしい。登り下りのトレールがたくさんあるが、歩きやすいのを選んで行けばよい。1ピッチで無人小屋を過ぎ、鍋倉山の東尾根の末端に到着、後続の木邨、大谷を待つ。やがてやって来た大谷が体調悪いので登るのはやめる、幸い天気が良く暖かいので、無人小屋前で待っていると言う。スキー靴が合わず足が痛いので、木邨の靴、スキーを借りていたのだが、ここでまた靴、スキーを交換、元に戻す。大谷には悪いが2人で登る。尾根取り付きはやや急で幅が狭いが、100mほどで幅が広い、ゆるやかな尾根になる。ブナ特有の間隔の広い林でいい感じだ。上からスキーヤースノーシューの人たちが、次々に下りて来る。平日でも人気がある山のようだ。2ピッチで頂上1296m、まさに鍋を伏せたような山頂で木はなく展望は360度、西から南に妙高、火打、高妻、黒姫、飯綱、斑尾、その向こうに北アルプス、北は頚城平野から日本海、東は菅平、志賀、鳥甲、苗場、巻機、魚沼三山、その先にも白い山が続いている。昼食を食べて下降、好天で気温が上がったので雪はやや重の湿雪、でも滑りやすい。登って来た尾根を下り、最後の細い尾根は左側の斜面を下り、平らな沢を滑って無人小屋まで40分。大谷と合流、温井集落の駐車地点まで滑って終了。今日も登り3ピッチ、標高差730m、手ごろな山だった。もう一度戸狩温泉に行って共同浴場、いい湯だがちょうどスキーの若者達が大勢いて、ゆっくり温泉を楽しめなかったのが残念。豊田飯山ICに向かう途中のそばやに寄り、関越寄居P星の王子様のレストランで夕食を食べて帰京した。大谷が靴が合わないのと体調不良で残念だったが、好天に恵まれ2日ともロートル向きの楽な山をコンパクトに楽しめた。この2つの山は厳冬期のパウダーも良さそうだ。