1811大菩薩牛の寝通り

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

1811大菩薩牛の寝通り

大マテイ山中心の紅葉を訪ね、錦繍の山歩きの予定だったが、ちょっと遅かった。長い牛の寝通りで事故もあったが、大事に至らず、幸運だった。

参加者
木邨光宏  大谷尚史  益崎健二郎  伊東 毅
 
11月9日
 町田から横浜線で八王子、かいじで塩山12:53着、木邨、大谷、益崎と合流、タクシーで福ちゃん荘まで。雨の中、雨具上下をつけて50分で介山荘。案に相違して新しくきれいな小屋。個室2つ割り当て、1室に布団4人分、もう1室は荷物置き場とゆったり。トイレは水洗、水は豊富、電気もあって快適だ。ほかに客は男2人、女2人、食堂には中里介山の書やいろんな人の色紙など壁いっぱいに貼ってある。小屋の主人は明るくていいのだが、やや説明がくどい。夕方雨があがって、甲府、塩山方面の雲海に陽が当たり、塩の山が浮かび上がって、いい景色が見られた。夕食前に缶ビール、食事にワインがついたが、ほどよい量、だいぶ飲めるようになった。夜は星空、塩山の街の灯がきれいだ。

11月10日
介山荘(7:15)~石丸峠(7:45)~牛の寝尾根休憩(8:00~8:20)~榧ノ尾山(9:30)~牛の寝(10:30)~狩場山先事故(10:50~11:15)~大ダワ(11:30~1150)~山沢川分岐(12:20)~高指山分岐(13:00~13:15)~山沢川(14:15)~小菅の湯(14:25)

 朝は霧だったが、すぐ晴れていい天気になった。6:10朝食、卵かけご飯。7:15出発、石丸峠は笹の原、富士山が見える。牛の寝通りの尾根に入って、急ではないがどんどん下る。紅葉が終わって落ち葉の中に石ころが多いので、やや歩きにくい道。榧ノ尾、牛ノ根とやっぱり長い。1400mより下になって、ところどころ赤い紅葉が残っている。昼飯を食べて狩場山を過ぎ、大マテイが見えてきた。この分なら松姫峠のバスに間に合うかなと思ったが、そこでアクシデントが起きた。ちょっとした下り、ちょっと滑るなと思ったところで益崎がスリップ。そのまま尻もちをつけばよかったのに、無理にこらえて逆に勢いがついて、前方の立ち木に激突、それも顔面、右目の上まぶたと下のほほに裂傷、顔中血だらけになってしまった。すぐ横に寝かせて、ミネラルウオーターで傷を洗い、タオルで抑えて出血を止める。傷は長さ2センチ弱か、深さはわからない。しばらくして血が止まったようなので、コンピードの幅広絆創膏を貼って応急手当て。大ダワからまっすぐ小菅の湯へ下りることにする。この下りが長い、歩いて動くので途中でまた血が流れ出す。絆創膏を貼りなおして、なんとか下る。モロクボ平から200m余りの急な下り、最後あと100mのところで伊東の右膝がパンク、曲げると痛いのでゆっくり一歩一歩、みんなに置いて行かれた。小菅の湯からバスがあるがハイカーが多く混みそうだし、益崎の怪我があるので大月からタクシーを呼ぶ。50分というので、ざっと風呂に入って着替え。タクシーは30分ちょっとで来た。この運転手が親切で、大月の市民病院に連絡して救急で診てもらえるように話してくれた。有り難い、土曜の午後だから医者がいるか心配だったが助かった。タクシーに揺られて病院に着くと、外科医がいて、すぐ処置をしてくれた。消毒して、キズを縫って、抗生剤の点滴、破傷風の予防注射もしてくれたそうだ。やれやれ、これで一安心。事故はともかく、あとが幸運、親切に恵まれて大事に至らずになにより。タクシーで大月駅前に戻り、はまのやホテルのレストランは空いてなかったが、並びの居酒屋庄屋で打ち上げ、19:04のあずさで帰った。益崎の山での怪我はこれで3回目?いつまでも山ずれしないところが不思議だ。