0109笛吹川東沢

 

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笛吹川東沢


参加者 浜野 宏明 伊東 毅 林  哲 片岡ひとみ

9月23日 新百合ヶ丘発(6:00) 府中本町駅(6:30) 塩山駅(8:50) 西沢渓谷入り口駐車場(9:35)~
   東沢河原(10:10~10:25)~清兵衛沢(11:10)~山の神(12:00)~釜ノ沢出合(14:30)幕営

塩山駅で浜野、林合流、西沢渓谷駐車場は満杯状態だったが辛うじてスペース確保。東沢河原で足ごしらえ右岸の道は余りはっきりせず、上り下りが多そうなので河原を渡渉しながら行く。鶏冠谷の先から左岸の道に入るがすぐ河原に下りて、はっきりしなくなったのでそのまま河原を進んだ。途中いやらしいへつりが出てきて手前の斜面を高捲こうとしたら、偶然道を発見、清兵衛沢、ほらの貝沢を通過、山ノ神で再び河原に下りる。ここから乙女の滝、東のナメ、西のナメなどを見ながら沢を進む。釜ノ沢出合手前でちょっとした淵の上のスラブを渡渉するところが嫌味でザイルを出したりして手間取り、予想外に時間がかかった。釜ノ沢出合に着くと快適そうな幕場があった。まだ時間は早いが、この先広河原までは長そうだし、その手前に幕場があるか不明なので、相談の結果ここに泊まることにした。薪を集め、焚き火をしてゆっくり晩飯を食った。連休なので他にも数パーティー入っていて、我々の上流に中年の男2人、魚止滝下にも1人が幕営していた。
  

9月24日 出発(6:00)~両門ノ滝下(7:00)~広河原(8:00)~水師沢(9:30)~
   源流部ナメ・昼食(10:30~11:00)~水小屋(11:10)~甲武信小屋(11:40)~

      甲武信岳往復(12:10)~西沢渓谷入り口(15:30) 大滝村遊湯館600円
昨日に続き快晴、明け方から冷え込みシュラフの中でも寒いくらい。4時23分起床、6時前出発。魚止の滝は取りつきのスラブに小さな凹みがあり、難なく登れたが一応ザイルを出す。その上のナメ滝は問題なし、千畳のナメをジャブジャブ歩いて6mの曲がり滝、ここは淵があって滝の部分には取りつけないので右から捲く。この付近幕場は適当にある、曲がり滝の上のは快適そうだった。両門の滝は立派、右側に踏み跡あり、落ち口のトラバースを除いて問題なし。右に迷い沢、左は本流のスラブ滝、これも登れそうだが無難に真中の尾根の踏み跡を登った。結局ここまでが核心部、この上は広河原、長く面白くない。飽き飽きした頃水師の沢出合の滝ホールド多く快適に越える。ガラ場ともナメともつかぬ急傾斜の沢を登ると最後の50mのナメ、木賊沢の分岐も迷うとも思えない。その上もナメ状の沢が続く、中段で昼食にした。そこを出るとすぐ甲武信小屋の水場の小屋が現れ、ここで遡行は終了した。水場から甲武信小屋までは10分、甲武信の頂上は往復20分、百名山のでかい標柱、登山者も多かった。下山は木賊山を越え、徳ちゃん新道、割合良い道だった。まずは永年の懸案だった東沢を登れて良かった。が、思ったよりと言うか、予想通りと言うか、人が多い。高捲が多く踏跡がはっきりして、技術的には簡単、グレード1級と言うのも頷ける。ただ、ちょっと長い、河原歩きが長いのが難点、まあ一度登ればいいかな。帰りは雁坂トンネルを抜けて秩父から飯能に出た。中央道が渋滞するので、こちらの方が流れが良く快適だ。