0303雨飾山・大渚山


参加者  木邨充宏  伊東 毅

3月21日
府中本町(6:00)=小谷温泉(10:30~11:20)~湯峠(12:42)~1365m昼食(12:55~13:20)~大渚山(14:08~14:30)~小谷温泉(16:00)  山田旅館泊

快晴、3連休初日だが早めに出て正解、中央道順調。豊科IC渋滞のため松本で下り、国道を北上。予定より1時間早く小谷温泉着。山田旅館で荷造りして出発。宿の裏からスキーをはく。鎌池から湯峠、オートルート訓練を意識して、休憩を取らずハイピッチで登る。大渚山は北面に大きな壁を見せて立派だ。湯峠からの尾根は大きな雪庇が出てスキーでは無理、トレールは雪庇の下をトラバッているが雪崩の跡もあり、ちょっといやらしい。デブリが出ている斜面の下をトラバース、南東の広い尾根を登った。こちらは安全。だが飛ばしすぎがたたり、最後はバテバテ、足がつった。下りは雪がクラストしてしまい、スキーが回らない。斜滑降キックターンでやっと下りてきた。山田旅館は木造3階建ての古い建物、温泉は狭いがなんとなく味がある。

3月22日
小谷温泉(5:30)~林道分岐~1127m(6:34)~南尾根取り付き(7:10)~大斜面1500m(8:30~8:45)~雨飾山南尾根(9:05)~P2(10:20|11:55)~取り付き(12:56)~小谷温泉(13:50)  帰京

4時起き、お握りを食べて5時半出発。天気は高曇り、予報では後半崩れると言うので午前中勝負。湯峠への林道から大海川へ、地図を見ると夏道の先、ゴルジュを抜けたところの斜面が良さそうなので、そこを登る。これは正解、広い斜面で、雪の安定した今日のような状態なら絶好。下半分は傾斜もゆるいが、段々きつくなるので左側の樹林の斜面を登り、南尾根の稜線に出た。この上も急斜面が続く。伊東はクトーをつけ、ショートスキーの木邨はアイゼンに履き替える。P2は真っ白な雪のドーム、その上に雪庇の出た尾根から頂上岩壁が続いている。ザイルを持って登るつもりだったが、P2から見ると、脆そうな岩場に雪がついて、いやらしそうなでやめにした。昨日に続いて、ちょっと疲れてしまったせいもあり意欲減退。ちょっと情けないが無理しちゃいけないと、あっさり諦めた。下りは昨日より雪が良く、特に下半分は快適に滑れた。予定より早く下りたので今日中に帰ることにした。2日の疲れで明日天狗原山に行くことなど思いもよらないということ。温泉に入り、3時半ごろ出発、豊科IC手前でそば食って、小雨降る府中本町に9時到着。