0307丹沢小川谷廊下

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0307丹沢小川谷廊下

参加者  木邨光宏  伊東 毅

7月21日
あざみ野駅合流(7:00)=穴ノ平橋(8:40)~入渓(9:05)~小川谷出合(9:30)~F1(9:50)~F2(9:55)~
F6美爆(10:36)~F8つるつる大岩(10:47)~渕泳ぎ1(10:59)~渕泳ぎ2(11:08)~F11石棚下(11:17)~
F13樋状滝(12:30)~壊れた堰堤(12:33)~遡行終了昼食(12:45~13:00)~最後の堰堤(13:03)~
穴ノ平橋(13:59)=中川温泉ぶなの湯=帰宅

海の日、連休3日目曇り時々雨。宮前平駅集合の予定が、何故かあざみ野駅で待っていた木邨をピックアップ、青葉ICから東名に。ところが厚木手前で事故渋滞発生、横浜で下りて246、厚木で再び東名、大井松田から246。というようなことで穴の平橋到着は予定より30分遅れ。橋の先、トイレのある駐車場に車を止め、着替え。新調のカヌー用ウエットスーツ(クレマプレン製)の具合や如何に。橋の手前の踏み跡からゴカイ沢に入り、ハシゴのついた堰堤を4~5個下りると小川谷出合に立つ。河原には岩魚釣りが一人竿を振っていた。なるほど水の中を小さな影が走る。F1、3mは水流右、ホールドはあるが最初なのでバランスが悪い。すぐF2、大きなチョックストーンの滝、左は水流激しく登れない。かつて木がたてかけてあったという右は、なんとジュラルミン製のハシゴが立てかけてある。なんだか気がとがめるが、これを使わないと登れないのでやむを得ず、利用させてもらう。この上で先行の大パーティー、10人余りをパス、F3から5は傾斜もありやさしい。水流を楽しみながら越えてゆく。そしてF6、いわゆる美瀑、大きな釜を持ち、一見して登れない、右から捲いた。しばらく行くと例の斜めの大岩、岩の右手を登る記録もあるが水流激しく厳しそう、岩の上はつるつるだがザイルが2本下がっていたので、これをつかんでゴボウで登る。これがなければ登れそうもないところだ。そして第2のゴルジュ、小さな滝やナメが続き楽しい。深い渕のある滝で単独の青年が追いついてきたので先に行ってもらう。青年は右からへつり気味に越えて行ったが、渕を泳いで水際を登れそうなので木邨が挑戦、少し苦労していたが見事突破成功、伊東は青年のルートをとった。次の深い渕の滝も泳げば水際に取り付けそうだったので、最初伊東が試みたが、水の勢いが強く足が上げられない、少し頑張ってみたが、水の中で腕がばててきたので断念、泳いで逆戻りした。ウエットスーツは快適だが全身水につかるとさすがに寒い、半ズボンなので膝の部分が冷える。天気が良ければともかく、雨降りの中ではちょっと辛い。石棚の大滝は左のルンゼ状の壁から高捲き、落ち口へ出るところに残置ザイルがあり、結局ザイルは使わなかった。そしてF13樋状滝も水流右が登れそうだが、かなり立っている上、途中に支点がないのでちょっとしんどそうで左を捲いてしまった。ガイドブックには挑戦あるのみ、と書いてあったが、何故かこの日はバランスが悪く苦労していたので戦意に欠けたということか。このあと左側が壊れた堰堤をくぐり、広い河原に出て遡行終了した。ここで簡単に昼飯を食って、ちょっと上の堰堤の左から踏み跡を辿り、林道に出た。この林道も何箇所か崩れていて歩きにくいところがあったが、大したことはなく1時間ほどで穴ノ平橋に着いた。車で中川温泉日帰り温泉ぶなの湯に。700円、きれいでまあまあ。帰りの道も渋滞し、厚木までは下道を走った。評判どおり水量豊富、ポイントになる5つの滝を除くと、難易度も我々の技量にちょうどいい、楽しい沢だ。雨だったので他には2パーティーだけだったので渋滞待
ちもなく快調だったが晴れたら?かな。