0405丹沢マスキ嵐沢

イメージ 1

0405丹沢マスキ嵐沢

参加者  木邨光宏   益崎健二郎   塚田玲子   伊東 毅

5月30日
宮前平駅集合(6:30)=大滝橋(8:10)~マスキ嵐沢出合(8:48)~入渓、遡行開始(9:25)~F1(9:50)~F2上(10:15)~F4上(10:45)~F5(10:48)~F5上河原昼食(10:55~11:40)~二俣(12:05~12:15)~F7(12:20~13:30)~権現山尾根(13:55)~権現山(14:15~14:25)~西沢(15:15)~西丹沢自然教室(15:50)~大滝橋(16:30)=
中川温泉ぶなの湯 帰宅

西日本は入梅、前線が日本海から南下中で天気は崩れる予想だが、いい天気が続く。マスキ嵐沢はガイドブックで調べた沢登り入門コース、益崎が沢は初めてで沢靴履き下ろし、塚田さんにも丁度良さそう。大滝橋に車を置いて大滝沢沿いの東海自然歩道を登り、立派な看板のマスキ嵐沢へ。入渓してすぐ4mほどの滝、どこでも登れるが正面の水際を登り、早くもシャワーを浴びる。小さな滝とナメのあと、斜めになったF1.水流の左を登るが落口でスタンスがなく腕力でずり上がる。右側は簡単。小さな滝がいくつかあり、F2がどれか迷うが、滝の上に左からガレ沢が入っているのがF2らしい。F3は2段になって途中で左からスラブ状のルンゼが入っている。ここも水線沿いをシャワークライムしたが、右側は容易。F4は中段下の特徴のある岩が目印。木邨トップで登り、上からザイルを垂らす。浅い釜を渡り、水流の左から取り付く、ホールド多く快適と言うか容易と言うか。F5は正面上部がややかぶっている。木邨が正面突破を試みるが断念、右へトラバースして浅い窪を登る。伊東も正面に挑戦、まともにシャワーをあびた。水流の中にもホールドがなく、あきらめて右から登った。ザイルがあれば行けるかも知れない。F5の上は明るい河原になったので、ここで昼食、陽射しが出ていたが雲に隠れ、シャワーでずぶ濡れの伊東は寒さに震え、ウエットスーツに着替える。最初から着ていれば良かったのだが、天気が良くて暑かったのでタイツに半ズボンの通常スタイルだったため、休憩したら寒くなってしまった。この上はしばらく河原が続き、二俣がどこかと探しながら行く。一箇所右手から割り合いはっきりした沢が入っているので、これが二俣かも知れないと木邨が少し偵察に入ったが、F6の涸れ滝がないので違うようだと戻って来た。左側にはチョックストーンの小滝があり、遡行図を見るとCSと書いてあるので、こちらが本流だと分かる。最初から遡行図をよく見れば良かったのだ、木邨に余計な労働をさせてしまった。二俣でほぼ水流がなくなったので沢靴を脱ぎ、山靴に履き替える。F6は階段状、F7も階段状だが少し立っている。中段に捨て縄があり、そこがポイントらしい。靴を履きかえていて遅れて着いたら既に木邨が先に登っていたので、上からザイルを下ろしてもらい、益崎、塚田、伊東と登る。ザイルがあると全く楽で、捨て縄に触れることもなく簡単に登れた。これで滝場は終わりなので、ここで懸垂の練習をする。デージーチェーンとプルージックの併用などをやってみた。そのうち遠くでゴロゴロ?ドンドン?音がしだしたので雷かも知れないと思い、練習を切上げた。沢の詰めはガレもなくさして急でもなく、簡単に権現山の稜線に出た。権現山から箒沢へヤブ尾根を下りるかと思ったが、無理をせずおとなしく西沢経由で下りた。西丹沢自然教室に着く直前にバスが出てしまい、次のバスは30分後、歩いても大して変わらないので車道を歩く。途中、有名な箒杉を見ながら大滝橋まで戻った。中川温泉ぶなの湯、日曜なので混んでいた。東名も渋滞、秦野~厚木の側道を走って帰る。マスキ嵐沢、短いがこじんまりとまとまったいい沢、滝は全て登れるし、単調な河原歩きはほとんどなし、詰めのガレも藪もなし。早い人は2時間くらいで抜けるらしいが、ロートル・初心者パーティーだから時間をかけ、ゆっくり楽しんで登った。