0402御坂山塊節刀ヶ岳

 


   甲府盆地から目を引く尖頂の山、河口湖町大石地区大淵谷から

参加者  伊東 毅

2月7日
新百合ヶ丘(6:30)=国立IC(7:15)=河口湖IC(8:10)=大淵谷林道河原橋(8:50)~1070m最後の堰堤(9:35)
~1380m沢源頭(10:10)~稜線(10:20)~金山(10:25)~節刀ヶ岳(10:35~11:25)~大石峠(12:08~12:25)
~大淵谷林道(13:00)~河原橋(13:25) 山伏峠経由帰宅

十二ヶ岳~鬼ヶ岳に行ったとき、ちょっと寄り道すれば登れた節刀ヶ岳、山からの帰り甲府盆地を通るたびに
とんがった頂が気になる山。通常ルートでは面白くないので十二ヶ岳の山稜と大石峠の尾根に囲まれた谷、地図には大淵谷と書いてある、この沢をつめて金山と節刀ヶ岳の間の稜線に出ようというもの。河口湖から大石部落を抜け、奥河口湖キャンプ場というところを抜け、林道に入る。これがひどい悪路、RAV4でやっとという荒れた道。大石峠への分岐の先は更にひどくなる。余り奥まで入っても、帰りにまた車をとりに来なければならないので、右から入る支流に架かる橋のところに車を停めた。河原橋と書いてある、大淵谷のことも奥川と書いてあるので、地元ではそう呼ぶのかも知れない。さて、橋の先も林道が続く、大きな堰堤がいくつもありこれの工事のための道路らしい。このあたりは足和田村の土砂崩れ災害もあったので砂防に力が入っているのだろう。地図に載っている堰堤の先にも新しい堰堤が次々現れる。標高差300mほど登って、ようやく最後の堰堤、地図には道がないのでこれからルート探しと思ったのだが、なんと、かすかながら踏み跡がある。どんなところか分からないので、念のためザイルとアイゼンを持ってきたのに全くの拍子抜け。沢筋も登れそうだが、踏み跡をたどる、雪もたいしたことはない。かんたんに稜線に出た、金山のすぐ東、十二ヶ岳よりのところ。金山まで5分、そこから節刀ヶ岳まで10分。天気が良く、期待したとおり、南アルプスが良く見える。まあ、この展望だけでも良しとしよう。軽く食事をして、あとは大石峠へ尾根道を辿るだけ、人気の十二ヶ岳の稜線からそれたところで人が少ないのがいい。大淵谷では、無論誰にも会わなかったが。大石峠はカヤトの明るく開けたいいところ、大淵谷への下りは杉林で花粉を心配したが、幸い被害はなかった。林道に下り、車を取って、帰りは高速を使わず、山伏峠から道志の谷を通って帰った。