1902奥多摩笹尾根~大羽根山

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1902奥多摩笹尾根~大羽根山



冬枯れの低山ハイキング、上野原の谷から笹尾根を歩いて檜原村へ、数馬の湯と五日市の
寿庵のそばを目当てに行ったのだが・・・

参加者
木邨光宏  大谷尚史  藤原国生  益崎健二郎  伊東 毅
 
2月14日
郷原(9:30)~西原峠(11:30~12:00)~田和峠(12:20)~数馬峠(12:40~12:55)~1121m先分岐(13:05)~大羽根山(13:30~13:40)~檜原街道(14:25)~数馬の湯(14:40)

 新百合から町田、八王子、高尾経由上野原8:06着、5人集合、新装の南口ロータリーからバス飯尾行き8:32発、郷原には9:22着、支度して9:30出発、バス停の前から村の道、宝珠寺の横を抜けて山道、イノシシ除けの柵を出て急な登り、ミズナラを中心にした林。天気は曇りがちだが日差しもある。でも気温は低い、斑山と違って風がないので助かる。落ち葉が厚く積もった道、どんどん高度が上がる、効率のいい登り、途中一回休憩して、2ピッチで西原峠、標高差600m弱を2ピッチだから、ロートル隊としてはいいペースだ。陽だまりで昼食、おにぎりと大谷のオニオンスープ。ここから笹尾根、昔は笹原かカヤトの尾根だったのだろうが、今は木が生えて普通の山になっている。ミズナラが多く、大きく育って、ところどころで風に倒されて岩を抱えた根っこごとひっくり返っている。炭焼きをしなくなって、こういう雑木を切らなくなって山が変わってしまったということだろう。でも葉が落ちつくして見通しがよく、明るく気持ちがいい尾根だ。途中の田和峠、数馬峠もいいところ、数馬峠にはわずかにカヤトが残っていた。西側が開けて正面に権現山、雨降山、その上に富士山も見えた。ウエストバッグを家に忘れてきて地図がない、スマホGPSで間に合わせる。1121mのピークの先から大羽根山の尾根に入り、広葉樹林の広い尾根を下る。ところどころ雪が残り、地面は凍って硬い。アイゼンは要らないがスリップ注意。白樺の純林というのは、太い木が数本だけ、これも昔はそうだったのだろう。自然更新で白樺が淘汰されたということか。大羽根山は尾根上の出っ張り、傾斜が変わっているので見晴らしはいい。奥多摩三山、御前山が立派だ。全体に歩きやすい道、予定より早く檜原街道、浅間尾根登山口バス停に着いた。数馬の湯でゆっくり、16:11のバスで五日市へ。ところが目当てにしていた寿庵は本日貸し切りとかで入れない。事前に予約を入れてなかったのが失敗だった。五日市の駅周辺には飲食店がほとんどない、交番のお巡りさんに聞いても首を捻っている。仕方がないので立川まで出て、南口の魚力という店に入った。ビルの2階、綺麗な落ち着いた店で、味もよく、値段もリーズナブル、まずまずいい店だった。立川には店はいくらでもあるし、帰りも便利、寿庵は失敗だったが、立川という手を発見したのは怪我の功名だった。ということで山もよし、手ごろな行程で温泉あり、打ち上げも出来て、結果、結構な山歩きだった。